パスワードワード付き光学ディスク(CD/DVD/ブルーレイ)をLB メディアロック 3を使用して作成する方法をご案内します。
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「秘密領域」は読み取り専用となります。作成済みのディスクにデータの追加はできません。 |
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ディスクに書き込むためのライティング機能はLB メディアロック 3にはありません。Windowsの書き込み機能を使用するか、ライティングソフトを別途インストールしてご用意ください。 |
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CD-R、CD-RW、DVD-R、DVD-RW、BD-R、BD-RE 光学メディアのいずれかをご用意ください。 |
■前準備
●フリーレシーバーの有無 |
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作成したパスワード付きディスクを LB メディアロック 3がインストールされていないPCで使用する場合は、作成前に「オプション」でフリーレシーバーをコピーする設定にしてください(フリーレシーバーの設定方法)。 |
●空き容量の確認 |
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秘密領域を一度ハードディスクに作成し、必要なデータを保存後、光学ディスクに書き込みます。作成先ハードディスクには、作成する光学ディスクサイズの「空き領域」が必要です。 |
■秘密領域を作成する
1. |
LB メディアロック 3を起動して、空きが十分ある「作成先」ハードディスク内のドライブを指定して「作成」ボタンを押します。何ドライブに作成したか覚えておいてください。 |
2. |
作成画面が表示されたら、作成デイスクに合わせた「秘密領域」サイズをMB(メガバイト)にて指定します。
(BRサイズは2層式 46000MB程度、1層式 23000MB程度、DVDサイズ4200MB程度、CDサイズ 600MB程度です) |
3. |
【重要】
「作成」時に、「連続で間違ったパスワードを入力すると、秘密領域を破壊する」(自己破壊機能)はオフにします。
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4. |
「OK」を押して作成を実施します。「***ドライブとして有効にします」と表示されます。メディアロックの画面内には赤いマル秘マークで示されます。
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5. |
エクスプローラー(またはコンピュータ、マイコンピュータ)に出現した、新しいドライブを確認します。 |
■データを書き込む前の準備とデータの保存
完成した新しいドライブ = 「秘密ドライブ」は
「FAT32」形式で作成される仕様です。
エクスプローラーにて、この「秘密ドライブ」の上で「右クリック」し「フォーマット」を指定して「NTFS」に変更します。(間違えて実ドライブをフォーマットしないようご注意ください)
データ書き込み後にフォーマットするとデータが消えてしまいます。必ずデータを書き込む前に実施してください。 |
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フォーマット後、エクスプローラー(またはコンピュータ、マイコンピュータ)等で「秘密ドライブ」内に、保守したいデータを保存します。
保存後「秘密ドライブ」をLB メディアロック 3の画面にて「停止」します |
■光学ディスクへの書き込み
1. |
秘密ドライブを「停止」すると、エクスプローラー(またはコンピュータ、マイコンピュータ)等では「秘密ドライブ」が消えます。 |
2. |
「秘密ドライブ」の構成データ(隠しフォルダ)を見えるように、エクスプローラー(またはコンピュータ、マイコンピュータ)の設定を変更します。 |
3. |
「作成先ドライブ」の直下に、秘密領域の「構成データ」の「SML」フォルダがあります。 |
4. |
書き込みソフトを使用して、構成データの「SML」フォルダを、フォルダごとメディアに書き込みます。
他のパソコンでも「秘密ドライブ」を使用する場合は、同階層にある
「LB フリーレシーバー」のフォルダも一緒に書き込みます。 |
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【注意】
indows7/8/10のディスク書き込み機能を使用する場合、空のディスクを挿入すると「このディスクをどの方法で使用しますか」の確認が表示されます。必ず「CD/DVDプレーヤーで使用する」を指定して下さい |
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Windows10の書き込み準備画面(一例) |
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■使用方法
LB メディアロック 3がインストールされている環境に、完成したディスクを挿入すると「パスワード」要求が表示されます。パスワード入力後「有効」になりましたら、エクスプローラー(またはコンピュータ、マイコンピュータ)に表示された「ドライブ」を見てください。(CD/DVD/BRディスクとしては表示されません)
LB メディアロック 3がインストールされていない環境の場合、作成したディスクの直下にある「LB フリーレシーバー」フォルダ内の「LB FR.exe」を実行させることで「パスワード」要求が表示されます。
【参考】フリーレシーバーの添付 |
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LB メディアロック 3を起動します。右上の「オプション」ボタンを押します。 |
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設定画面で「フリーレシーバーをコピーする」にチェックを入れて「OK」します。 |
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この後は作成する秘密ドライブ「作成先ドライブ」の直下に「LB フリーレシーバー」保存されます。 |
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もし「LB フリーレシーバーをコピーする」を忘れて既に秘密ドライブがある場合、CD作成時に下記階層内の 「FreeReceiver」フォルダを書き込んでも同じ事ができます。 |
32bitOS C:\Program Files\LB MediaLock\FreeReceiver
64bitOS C:\Program Files (x86)\LB MediaLock\FreeReceiver |
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【参考】フォルダオプションの変更方法
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Windows10/8の場合
「デスクトップ」から「エクスプローラー」を選択し、上部メニューの「表示」をクリックして「リボン」をプルダウンします。「隠しファイル」にチェックを入れます。 |
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Windows7/Vistaの場合
「コンピュータ」を開き、「整理」タグから「フォルダーと検索のオプション」を指定します。「表示」タグ内の「詳細設定」で、「ファイルおよびフォルダーの表示」項目にて「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」に変更します。 |
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WindowsXPの場合
「マイコンピュータ」を開き、メニュー「ツール」から「フォルダ オプション」を指定します。「表示」タグ内の「詳細設定」で、「ファイルとフォルダの表示」項目にて「すべてのファイルとフォルダを表示する」に変更します。
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