パーティションコマンダ(バージョン6)の
よくある質問と回答
OSのインストール関連(Windows)
Q14 Windows 95/98/MeがインストールされているマシンにさらにWindows NT/2000を共存させる方法
A14 Windows 95/98/Meがインストールされている環境に、マニュアル操作でWindows NT/2000をインストールできる領域を作成し、Windows NT/2000を追加インストールします。

注意:

(1)Windows NTは、Windows 95/98/Meとは異なり、2台目以降のハードディスクにもインストールできます。しかし、Windows NTのプログラム本体はパーティション1(Dドライブ)や2台目のハードディスクにインストールされても、起動部分(OSローダー)は通 常1台目のパーティション0(Cドライブ)にインストールされます。従って、パーティション0(Cドライブ)は、Windows NTが認識できるファイルシステム(=FAT16)であることが必要です。

たとえば、FAT32でフォーマットされたWindows 95/98/MeがインストールされているパソコンにWindows NTをインストールしても、Windows NTを起動することはできません。

(2) Windows 2000もWindows NT同様、2台目以降のハードディスクにもインストールできます。起動部分(OSローダー)は、通 常1台目のパーティション0(Cドライブ)にインストールされます。Windows 2000を1台目のハードディスクのパーティション1(Dドライブ)以降にインストールする場合、パーティションコマンダー6の機能を使い、パーティション0(Cドライブ)を隠すことで、OSローダーをWindows 2000と同じパーティションにインストールすることもできます。2台目以降にインストールする場合は、この方法は使用できません。

(3) Windows NTは、その起動部分が、ハードディスクの先頭から2ギガバイト以内に収まる基本FAT16にインストールされなければ起動することができません(Windows 2000にはこの制約はありません)。

(4) PCにプリインストールされているWindows NT/2000で、リカバリーディスクで供給されているものを使用すると、PCの出荷時の状態に戻ってしまうものがあります。そういったリカバリーディスクを使ってWindows NT/2000を追加インストールすることはできません。その場合は、Windows NT/2000の製品版が別途必要となります。

1. パーティションウィザードで「パーティションのマニュアル操作」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

2.パーティション操作画面が表示されますので、Windows NT/2000に必要な空き容量 を作成してください。

3.Windows NT/2000のインストールディスクをフロッピードライブに入れ、システムを再起動します。Windows NT/2000のインストーラーに従って、OSをインストールします。

4.Windows 2000のインストールでは、MBR(マスターブートレコード)と呼ばれる所が更新されます。その結果 、システムコマンダー パーソナルのOS選択メニューが表示されなくなり、マルチブートが出来なくなります。従って、インストールが終了したら、次のことを実行して、システムコマンダー パーソナルを有効にして下さい(Windows NTの場合、この作業は必要ありません)。

5.フロッピードライブにパーティションコマンダー6のユーティリティディスクを挿入し、再起動します。自動的に、MBR(マスターブートレコード)が更新されます。

※ユーティリティーディスクは、パーティションコマンダー6のインストール過程で、作成したものを使用して下さい。

6.フロッピーディスクを取り出し、システムを再起動します。パーティションコマンダー6のOS選択メニューが表示されます。

以上の方法で、Windowsを共存することができます。


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