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よくある質問(FAQ)

011170815001
  • 作成日;2017.8.15
  • 修正日;
  • 対象製品
  • イメージバックアップ11 Server
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Q

復元後にOSが起動できない(PRIMERGY TX1310、PRIMERGY TX1330)

A

富士通のサーバ(PRIMERGY TX1310、PRIMERGY TX1330シリーズ)で、復元後にOSが起動できない問題が報告されています。

 

【原因】

上記機種では、出荷段階でRAID1(ミラーリング)が構成されているケースが多く、2台のハードで構成されています。OS上では、正しいドライバがインストールされているので、ディスクの管理画面や、イメージバックアップ11 Server上では、1台のハードディスクとして認識されています。

 

Windows PEベースの起動CDからブートした場合、Windows PEに含まれるOS標準のドライバでは、RAID構成が正しく認識されず、2台のハードディスクが不完全の状態で認識されます。

 

【状況】

●OS上のディスクの管理画面など
以下のように1台のハードディスクとして認識されます。

 

●Windows PEベースの起動メディアからブートした場合

以下のように、RAIDが正しく認識されずに2台のハードディスクとして不完全な状態として認識されます。 この状態では、バックアップも復元も正しく行うことができません。


 

【回避策】

CD起動後に、富士通のサイトで配布されているRAIDドライバを追加することで、使用できるようになります。

 

1. ドライバのダウンロードページからドライバをダウンロードする
http://azby.fmworld.net/app/customer/driversearch/ia/drviadownload?driverNumber=F1018565

 

2. ダウロードしたF1018565.exeを実行する

3. 解凍され、SATA_MegaSRフォルダが作成される

4. フォルダ内のx64W2K12R2フォルダをUSBメモリにコピーする

5. CD起動後に、USBメモリを接続する。

6. [オプション]-[ドライバの追加]をクリックして、メモリ内のMegaSR1.infを選択して追加処理を行う。

7. Paragon イメージバックアップ11 Serverを起動する。以下のように、RAIDが正しく認識され、1台のハードディスクとして認識されます。バックアップや復元処理を正常に行うことができます。