011170815001 |
Q | 復元後にOSが起動できない(PRIMERGY TX1310、PRIMERGY TX1330) |
A | 富士通のサーバ(PRIMERGY TX1310、PRIMERGY TX1330シリーズ)で、復元後にOSが起動できない問題が報告されています。
【原因】 上記機種では、出荷段階でRAID1(ミラーリング)が構成されているケースが多く、2台のハードで構成されています。OS上では、正しいドライバがインストールされているので、ディスクの管理画面や、イメージバックアップ11 Server上では、1台のハードディスクとして認識されています。
Windows PEベースの起動CDからブートした場合、Windows PEに含まれるOS標準のドライバでは、RAID構成が正しく認識されず、2台のハードディスクが不完全の状態で認識されます。
【状況】 ●OS上のディスクの管理画面など
●Windows PEベースの起動メディアからブートした場合 以下のように、RAIDが正しく認識されずに2台のハードディスクとして不完全な状態として認識されます。 この状態では、バックアップも復元も正しく行うことができません。
【回避策】 CD起動後に、富士通のサイトで配布されているRAIDドライバを追加することで、使用できるようになります。
1. ドライバのダウンロードページからドライバをダウンロードする
2. ダウロードしたF1018565.exeを実行する 3. 解凍され、SATA_MegaSRフォルダが作成される 4. フォルダ内のx64W2K12R2フォルダをUSBメモリにコピーする 5. CD起動後に、USBメモリを接続する。 6. [オプション]-[ドライバの追加]をクリックして、メモリ内のMegaSR1.infを選択して追加処理を行う。 7. Paragon イメージバックアップ11 Serverを起動する。以下のように、RAIDが正しく認識され、1台のハードディスクとして認識されます。バックアップや復元処理を正常に行うことができます。
|