Windows XP/2000/Server 2003の場合はチェックディスク(CHKDSK)コマンド、Windows
98/Meの場合はスキャンディスク(ScanDisk)コマンドを使用します。
Windows 2000/XPの場合には、以下の手順で実行します (Windows Vista/7/Server 2008の場合は、こちらの手順を、
Windows 8/10/Server 2012/2012 R2の場合は、こちらの手順をご参照ください) 。
- [マイ コンピュータ]を開き、対象となるドライブを右クリックし、メニューから[プロパティ]を選択します。
- [ツール]タブを選択し、[チェックする]ボタンをクリックします。表示されたオプション画面でチェックボックスを2つとも有効にして、[開始]ボタンをクリックします。
- 対象ドライブがシステム領域の場合には、再起動後にチェックが行われます。[はい]をクリックして、PCを再起動します。
※Windows起動時に以下の画面が表示され、エラーチェックが実行されます。完了すると自動的に再起動します。
- エラーチェックの結果は、イベント
ビューアのアプリケーション ログに記録されます。
Windowsが起動したら、[マイコンピュータ]を右クリックして[管理]を選択してください。
[コンピュータの管理]画面が表示されるので、[イベントビューア]
- [アプリケーション]を選択します。
右側にログの一覧が表示されるので、ソース欄に[Winlogon]と表示されている最新のログをダブルクリックして表示させます。
※日付を確認し、直前に実行されたログであることを確認してください。
- イベントの「説明」欄にて結果を確認します。
- ログの見方
2行目が
「The type of the file system is FAT32.」 |
「Windows has checked the file system and found no problems」と表示があるかご確認ください。
また
「*** bytes in bad sectors.」や「 bad clusters 」という文字がある場合は「不良セクタ」がありますので、バックアップ/コピー/パーティション操作できません。
2行目が
「The type of the file system is NTFS.」 |
不良セクタの有無
「0 KB in bad sectors」 と表示されていることを確認します。「4 KB in bad sectors」等の様に「不良セクタ」(bad sector)に数値があるときは、バックアップ/コピー/パーティション操作できません。
ファイルシステムエラーの数
ファイルシステム関連の問題「Cleaning up ** unused … 」の ** 数を確認します。
** の
数が多い場合、まれに処理が正しく実行されないケースがあります。「Cleaning up ** unused … 」の表示がなく なると、「Windows has checked the file system and found no problems」と表示されます。** の
数が多い場合は、下記「補足1」を参考にチェックディスクを繰り返して数を減らして下さい。
FAT32の時の
表示例 |
Checking file system on c:
The type of the file system is FAT32.
A disk check has been scheduled.
Windows will now check the disk.
Volume Serial Number is …(中略)
Windows has checked the file system and found no problems.
… KB total disk space.
…(以下略) |
NTFSの時の
表示例 |
Checking file system on c:
The type of the file system is NTFS.
…(中略)
A disk check has been scheduled.
Windows will now check the disk.
Cleaning up minor inconsistencies on the drive.
Cleaning up ** unused index entries from index $SII of file 0x9.
Cleaning up ** unused index entries from index $SDH of file 0x9.
Cleaning up ** unused security descriptors.
…(中略)
… KB total disk space
… KB in … files.
… KB in … indexes.
** KB in bad sectors
… (以下略) |
(補足1:2度目以降のチェックディスク)
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「0 KB in bad sectors.」と記載されていて、「Cleaning up ** unused …」の ** の数値が何桁も表示された場合は「ファイル システムエラーを自動的に修復する」のみにチェックして「Cleaning up ** 」の表示がなくなるか、 少なくとも ** の数値が1桁台になるまでエラーチェックを何回か繰り返してください。この設定のチェックディスクは早く終わります。
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(補足2:結果をサポートセンターに送るには?)
1. 「5」の画面で、ボタンをクリックします。
2. [スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[メモ帳]を開きます。[編集]-[貼り付け]を選択してログを貼り付けます。
3. [ファイル]-[名前をつけて保存]を選択して任意の場所に名前をつけて保存します。作成されたファイルをメールに添付してお送りください。
(補足3:Cドライブ以外(Dドライブなど)のエラーチェックを行う場合)
通常システムドライブ(Cドライブ)以外のチェックはWindows上で実行されるため、ログに記載が残りません。ログを保存するためには、以下の手順でエラーチェックを実行してください。
1. [コンピュータ]を開きエラーチェックの対象となるドライブを開きます。この例では、Eドライブを参照しています。
2. 別ウィンドウで[コンピュータ]を開き、該当するドライブのエラーチェックを実行します。
※1のウィンドウは閉じないでください。
3. 1でドライブを参照しているので、そのまま処理が実行されずに、以下の画面が表示されます。
[はい]をクリックすれば、エラーチェックがスケジュールされ再起動時に実行されます。
以上の手順で、Cドライブ以外のエラーチェックの結果をログで確認することができます。
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