『カスペルスキー アンチウイルス5』をインストールした後に、パソコンの動作が遅くなったように感じることがあります。
◆ 他のアンチウイルスソフトがインストールされている場合
『カスペルスキー アンチウイルス5』では、他のアンチウイルスソフトとの共存はサポートしておりません。
そのような場合は、以下の手順で再インストールを実行してください:
(他のアンチウイルスソフトがインストールされているコンピュータに『カスペルスキー
アンチウイルス5』をインストールしてしまった場合)
1. コンピュータをセーフモードで起動し、『カスペルスキー
アンチウイルス5』をアンインストールしてください。
2. 他のアンチウイルスソフトをアンインストールしてください。その手順につきましては当該ソフトウェアの開発元(プリインストール版の場合はパソコンのメーカ)にお尋ねください。
※セーフモードにつきましては、マイクロソフト社のサポートページをご参照ください:
Windows XPの場合 http://support.microsoft.com/kb/880414/JA/
Windows 2000 Proの場合 http://support.microsoft.com/kb/880992/JA/
Windows 98SE/Meの場合 http://support.microsoft.com/kb/882958/JA/
◆ リアルタイム保護のレベルが強すぎる場合
『カスペルスキー アンチウイルス5』には、ファイルの読み書きを監視し、悪性コードが含まれていないかどうかを事前にチェックするリアルタイム保護機能が備わっています。お使いのパソコンの運用状況によって、たとえば頻繁にハードディスクへの読み書きをするような使い方をする場合に、負荷がかかっているように感じることがあります。そのような場合には保護レベルを調節することが有効な場合があります。
1. 『カスペルスキー アンチウイルス5』の設定画面を開いて「設定」をクリック
2. 「リアルタイム保護の設定」をクリック
3. 「保護レベル」のスライドバーを使って「最高」、「推奨」、「高速」の3段階に切替(この順に負荷が軽くなります)
4. 設定を変更したら「OK」をクリック
◆ 特定のファイルを頻繁に書き換える場合
特定のファイルを頻繁に書き換えるような場合、ファイル種別および上記の「保護レベル」によっては、『カスペルスキー
アンチウイルス5』のリアルタイム保護が働いて都度そのファイルが書き換えられる直前にスキャンが毎回されることがあります。そのファイルのサイズがアーカイブされていたりサイズが大きかったりすると、あるいは多くのファイルが書き換わったりするとその分負荷がかかります。もしそのようなファイルについて、リアルタイム保護の対象から外してもよいとユーザが判断する場合、除外指定が有効です。
1. 『カスペルスキー アンチウイルス5』の設定画面を開いて「設定」をクリック
2. 「ウイルスと除外」をクリック
3. 「追加」をクリック
4. 「...」をクリックしてファイルやフォルダを選択
※「オブジェクト」欄に直接パスを記入できます。パス名にワイルドカードを使用することも可能です。
◆ インデックスサービス
『カスペルスキー アンチウイルス5』のiStreamを有効にしてインストールしているコンピュータの場合、インデックスサービスが稼動していると動作が遅くなる場合があります(Windows
2000/XPのみ)。「サービス」一覧に「Indexing Service」がリストアップされていて、かつ「開始」している場合、それを「停止」することによってパフォーマンスが改善される場合があります。
◆ マイコンピュータのスキャン中に他の操作をしようとして動作が遅いと感じるとき
スキャン中はコンピュータのリソースの多くを消費します。別の操作をする場合はスキャン中を避けるようにするようにしてください。この場合、スキャン時間をスケジューリングすることが有効です。
◆ データを大量に処理するプロセスの存在
データを大量に処理するプロセスがあると、『カスペルスキー
アンチウイルス5』のリアルタイム保護により処理されるファイルがスキャンされることにより動作が遅くなると感じる場合があります。タスクマネージャを起動して非常に多くのI/Oを発生させているプロセスがないかどうか確認し、不要なプロセスを終了させることによって改善する場合があります。
◆ Windowsにログオンした直後の動作が遅いと感じるとき
「
Windowsログオン直後にスタートアップスキャンを実行させない方法 」(ID= 006060308002 )をご参照ください。
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