謎の「System Volume Information」フォルダ

先の

隠しフォルダを見えるようにする

記事でご紹介した、「フォルダオプション」で「保護されたオペレーション システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外すと、様々な「windows」関連のデータが見えるようになります。
すると各「ドライブの直下に「System Volume Information」というフォルダが存在する事に気が付くと思います。

この「System Volume Information」は、パーティションを作成して、フォーマットした段階で出現します。

「LB パーティションワークス15で新パーティション作ったが、作成した覚えのないデータが存在する」なんて事になるわけです。

「System Volume Information」フォルダは、**ドライブとして表示される各記憶域に1つずつ必ず存在します。「System Volume Information」内部には「復元ポイント」用のバックアップデータが保存される仕様です。

「System Volume Information」内部の復元ポイント用のデータ自体は(特別な手順の設定は必要ですが)保存しない様にしたり、個別に消すことができます。
が中を空にしても「System Volume Information」フォルダは「ドライブ直下のものは」消すことはできません!

消せないフォルダと思っていて間違いはありません。

【補足】
パーティションを結合すると(パーティション「A」+パーティション「B」だとして)、パーティション「A」の中に「結合用フォルダ」が作成され「B」の中身が全部入ります。
なんと「B」ドライブ直下にあった「System Volume Information」フォルダまで「結合用フォルダ」内に保存され、今度は「結合用フォルダ」が削除できなくなることがありますが、こちらの裏ブログ記事を参考にして、LinuxのCD起動で「結合用フォルダ」ごと消すことはできます。これは「裏」的なお話です。