システムコマンダーのよくある質問と回答
OSインストール関連の質問
Q22 Windows 95/98/MeがインストールされているマシンにさらにLinuxを共存させる方法1(OSウィザード)
A22 Windows 95/98/Meがインストールされている環境に、OSウィザードでLinuxをインストールできる領域を作成し、Linuxを追加インストールします。

注意:
(1)Linuxの種類にもよりますが、Linuxのパーティションは、本体プログラムをインストールする部分と、スワップ・パーティションが通 常必要となります。
(2)LinuxにはDOSパーティションも含めて起動するLILOが標準で付属します。この LILOはMBR(マスターブートレコード)ではなく、Linuxのルートパーティションに 登録するようにして下さい。なお、古いバージョンのLinuxでは、LILOが8GBに未対応なため、Linuxのルートパーティションにインストールしても起動することができません。その場合は、LILOをMBRに入れるようにして下さい。MBRはシステムコマンダーで書き換えられていますが、LILOを1つだけここに共存できるようになっています。

◆Linuxに必要な領域の作成
1. システムコマンダーをインストール後、システムを再起動すると、システムコマンダーのOS選択メニューが表示されます。そこから、Alt-Oキーを押して、OSウィザードを起動します。
2. OSウィザードが起動されたら、これからインストールするOSをダイアログに従って選択していきます。まず、「新規インストール」を選択します
3. 「Linux/Unix」を選択します。
4. 「Linux」を選択します。
5. 「インストール用のブートディスクがある」を選択します。 ※インストール用のブートディスクがないと、Linuxは通常インストールできません。
6. 「完了」をクリックすると、OSウィザードが処理を始めます。
※パーティションのサイズはシステムコマンダーがデフォルトで設定していますが、希望に合わせて変更することもできます。
※OSウィザードでは、Linux用のパーティションとSWAPパーティションを作成しますが、フォーマットは行いません。フォーマットは、Linuxのインストール時に行ってください。

◆Linuxのインストール
7. OSウィザードの処理が終わったら、Linuxのインストール/起動ディスクをフロッピードライブに挿入し、システムを再起動します。
8. Linuxのインストールを行います。インストールは、インストーラーの指示に従って下さい。
9. インストールが終了したらシステムを再起動します。システムコマンダーのOS選択メニューが表示されます。

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