殆どのオペレーティングシステムで完全に別々のディスクとして扱われるHDD上の連続したブロック領域をPartitionと言います。Partitionには次の3種類が存在します。
基本領域 (Primary Partition)
通常はOSをこの領域にインストールします。特に起動パーティションは基本領域である必要があるOSが殆どですが、Linux等一部のOSはこれに準じません。
拡張領域 (Extended Partition)
厳密に言うと基本領域の一つ。しかし、それ自身で完結することは出来ずそのまま、フォーマットしてOS側から使用すると言うことが出来ない。また、一台のHDDに最大一つまでしかこの領域を作成することは出来ない。
論理領域 (Logical Partition)
拡張領域の中に作成出来るパーティション。拡張領域内に一つ以上作成することが可能。この領域はそれ自身で完結することが出来るパーティションである。
また、アクティブパーティションと言う概念も必要となります。
これは、パーティションの種類では無く、基本領域につける属性の一つである。PC/AT互換機ではOSを起動する為の領域はアクティブな基本領域でなければならない。Windows等をインストールする領域は必ずアクティブと設定しておく必要があります。
注)PC/AT互換機の一般的な仕様で基本領域は一台のHDDに最大4つまで作成することが可能です。
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