コンパニオンウイルスとは、古典的なファイルウイルスの一種で、ホストファイルに変更を加えないものです。その代わり、そのウイルスを含むファイルを複製します。感染したファイルが使用されると、ウイルスを含む複製が最初に実行されます。
この種のウイルスには、ホストファイルの名前を変更したり、その後参照されるために新しい名前を記録したり、オリジナルファイルを上書きしたりするものがあります。例えば、あるウイルスはnotepad.exeをnotepad.exdという名前に変更し、自分自身を元のファイル名のファイルとして書き込みます。オリジナルのメモ帳ファイルを開くとこのウイルスコードが実行され、引き続いてnotepad.exdが実行されます。
|