◎同義語:アンチウイルスデータベースのアップデート
アンチウイルスソリューションは、効率よく機能させるためにウイルス定義データベースに依存しています。ウイルス作者によるひっきりなしの活動のために、このようなデータベースは動的な対応を必要とします。例えばKaspersky
Labのウイルス解析担当者の場合、1日に100件前後の新しい脅威を検知し、アンチウイルスデータベースに新しいデータを追加しています。
アンチウイルス製品は年々洗練されてきており、悪意のあるプログラムの複雑さを測ることができるようにな
りました。発見的方法による検知の仕組みであるヒューリスティックは、初めて出会う新しい脅威を検知するために設計されており、最前線の防衛ラインとして重要です。
しかしながら、通常のアンチウイルスのアップデートは、ウイルスの拡散速度が速くなるにつれて重要度が増しています。アンチウイルスベンダーは、アップデートの頻度を年に数回から月に数回、日に数回とだんだん間隔を短くしてきています。Kaspersky
Labは1時間に1回程度の頻度でアップデートをするようになりました。
|