ISOイメージについて

最近のライティングソフトでは、たいていISOイメージの書き込み機能が
搭載されています。このISOイメージがどういうものかというと、CDやDVD、
Blu-ray Disc1枚の中身全体を一つのファイルにまとめたものです。
あまり馴染みのない方もいらっしゃると思いますが、使い方を覚えておくと、
とても便利です。

2012年中に新しいOS、Windows 8がリリースされる予定のようですが、
そのβ版(comsumer preview)をインストールするためのISOイメージが
MicrosoftのWebサイトで入手できるようになっています。(2012年4月現在)

このISOイメージをダウンロードし、DVDに書き込むと、Windows 8 β版の
インストールディスクを作ることができます。
今回はWindows 7のPCを使用して、このISOイメージをダウンロードし、
インストールディスクを作成してみます。(CDでは容量が足りないのでDVDが必要です。)

まず、MicrosoftのWebサイトから、Windows 8のISOイメージをダウンロードします。

デスクトップにダウンロードしてみました。

ダウンロード完了です。

ダウンロードしたファイルを右クリックし、「ディスクイメージの書き込み」を選択します。

※ここでは、Windows 7 の標準機能で行う方法を紹介しています。ISOイメージの書き込みに
対応したライティングソフトがインストールされている場合は、そのソフトをご利用ください。
なお、VISTAやXPでは、標準ではISOイメージの書き込みが行えないため、ISOイメージの
書き込みに対応したソフトが別途必要になります。

書き込みが終わったらDVDをセットし、DVDから起動してみます。

Windows 8のインストール画面が表示されました。

ここではインストールまでは行いませんが、インストールディスクの作成は成功です。
興味のある方は、ぜひ一度ISOイメージからのディスク作成をお試しください。

LBデリートワークス9 で助かった!

製品をいろいろな環境でテストするため、
HDDをダイナミックディスクやGPTディスクに変換したり戻したりを
何度もしていたら、パーティションがおかしくなってしまいました。


製品上で、この2つのパーティションを削除しようとすると
エラーが出てしまい、削除できません。




「ディスクの管理」で削除しようと思ったら、
「ディスクの管理」では パーティションは無いことになっています・・・・




パーティション情報が壊れると、
このようなことも ときどきあります。

Windowsのインストールディスクで起動して
削除しようとしましたが、やはりパーティションが無く、、削除できません。


こんなときは・・・・・

LBデリートワークス9 で
壊れたパーティション情報もろとも HDD内の全情報を削除します!

「未割り当て」の領域も、
セクタをのぞいてみますと、 いろいろ情報が残っています。↓↓↓


LBデリートワークス9は、本来
HDDやPCを廃棄する際に、上記のようにセクタに残っているデータを
全削除し、どんなツールを使っても復元できないようにするソフトです。



LBデリートワークス9の抹消ウィザードを立ちあげて、
抹消するHDDを選択。




今回は、とりあえず消えればよいので
抹消方式は 速度重視で選択して、実行。



抹消処理することしばし・・・・




壊れたパーティションも、無事削除できました!!c(*゚ー^)ノ*・’゚☆



LB ブートマネージャーでWindows 8 Release Preview版をマルチブート

Windows 8 Release Preview版のダウンロードが開始されました。もちろんLB ブートマネージャーの正式なサポート環境ではありませんが、Windows 7のPCに追加インストールして、LB ブートマネージャーでマルチブート環境が作成できるか試してみました。

Windows 8 Release Preview版のダウンロードはこちらからできるようです。結果としては、特に問題なくマルチブート環境が構築できました。手順も特別なことは必要なく、Windows 7や前にご案内しているConsumer Preview版を追加インストールするのと全く同じでした。

1. LB ブートマネージャーをCD起動して、Windows 7がインストールされているパーティションの後ろに、Windows 8用の未割り当て領域を用意しました。

2. Windows 8用のパーティションを作成、アクティブにして、前2つのWindows 7のパーティションは、非アクティブ、非表示に設定します。

3. Windows 8のインストールDVD(Preview版をダウンロードして書き込んだディスク)からブートします。Windows 7と同じようなインストーラが起動するので、ウィザードを進めます。

4. インストール先では、作成したWindows 8用パーティションを選択して、ウィザードを進めます。

5. インストール後、初期設定が完了すると、メトロ(Metro)が表示されます。これでWindows 8のインストールが完了しました。

6. LB ブートマネージャーをCD起動します。非表示にした7のパーティションを表示に戻し、LB ブートマネージャーをインストールします。

7.PCを再起動すると、起動時にLB ブートマネージャーの選択画面が表示されます。上から2つ目がWindows 8のパーティションになりますが、LB ブートマネージャー上で認識されています(表示はもちろんVista/2008/7のままですが・・・)。この例では、1番目を選択すれば、Windows 7が起動し、2番目を選択すれば、Windows 8が起動できるようになりました。

※もちろんサポート外です。お試し頂くにしてもご自身の責任の範囲で行って頂きますようお願いいたします。

Windows Server 2008でスタートアップ修復

別の記事でも紹介していますが、Windows 7などのインストールCDやシステム修復ディスクを使用すると、Windows起動時の問題を修復することができます。ところが、Windows Server 2008/2008R2の場合は、GUIのメニューには用意されていませんので、コマンドラインで実行する必要があります。

1. 例えば、以下のようなエラーが発生して2008が起動できない状態になったとします。

2. あわてずに、Windows Server 2008 R2のインストールDVDから起動します。起動したら[次へ]をクリックします。

3. 左下にある[コンピュータを修復する]をクリックします。

4. 修正する対象のWindows Serverを選択して、[次へ]をクリックします。

5. Window 7の場合には、ここに「スタートアップ修正」があるのですが、Windows Server 2008の環境ではありません。コマンドラインから実行できますので、[コマンド プロンプト]を選択します。

6. コマンドプロンプトが起動したら、「cd recovery」と入力して<Enter>キーを押します。

7. recoveryディレクトリに移動しますので、今度は「startrep」と入力して<Enter>キーを押します。

7. 以下のようにスタートアップ修復が開始されます。しばらく待ちます。

8. 完了すると以下の画面が表示されるので、[完了]をクリックして再起動します。

結果は・・・、起動時の問題が修正され、OSが起動できました。万一の場合にご利用ください!

Windowsのハードディスクメンテナンス機能(初心者向け)

パーティション操作直前に「チェックディスク」をお願いしていますが、「デフラグは残り容量が少なくてできないけど必須?」、「ディスクのクリーンアップしたけどチェックディスクは抜かしてもいい?」「デフラグとチェックディスクはどちらを先にするの?」なんて質問があります。

Windowsに標準で搭載されてるメンテナンス機能の、「チェックディスク」「デフラグ」「クリーンアップ」の違いを簡単に説明してみましょう。

ここに「荷物が乱雑に散らばっている部屋」があるとします。

■「ディスクのクリーンアップ」
これは部屋の中の「ゴミ箱」や散らかっている中で「明らかに不要なもの」を捨てて、部屋の中をきれいにする機能です。多少、足の踏み場はできる事となります。

■「デフラグ」(最適化)
散らかっている荷物を片付ければ、荷物の量は変わりませんが、足の踏み場も広がります。また本棚の本を読む場合も、順番に並んでいれば次の本が簡単に見つかり早く読み進む事が出来ますね。パソコンの動作も本を順に読む作業と同様に、整理されていると次の処理に早く進めて効率がよくなります。

■「チェックディスク」(エラーチェック)
部屋の荷物の下には、カーペットが敷かれていたり、畳敷きだったりします。またその下には床板があります。この床板と敷物がないと荷物が置けません。
このカーペットや畳に傷や汚れがあると、その位置に荷物を置く事で、荷物が汚れたり欠けたりします。もちろん床板に穴が空いていればそこに置いた荷物はひどく壊れてしまいますね。チェックディスクはこの「汚れ」「傷」、「穴」を診断して補修する機能です。

ハードディスクを正しくメンテナンスするのでしたら、「チェックディスク」をしてから「デフラグ」する事が本来は望ましい事となります。

「パーティション操作」の直前は、デフラグはできなくても「チェックディスク」は必須です。もちろんバックアップやコピーの際も「チェックディスク」不足で、正しく操作できない場合がありますので、「チェックディスク」をお願いしています。