隠しフォルダ・ファイルの表示(初心者向け)

見えないファイルやフォルダが実はドライブ内には存在します。間違って消されてしまうと動かなくなるデータ類が多いのですが、それを見えるようにする必要がある時は設定を変える事ができます。

「フォルダオプションの変更」

【隠しフォルダやファイルを表示】
Windows  XP の場合
「マイコンピュータ」を開き、メニュー「ツール」から「フォルダ オプション」を指定します。
「表示」タグ内の「詳細設定」で、「ファイルとフォルダの表示」項目にて「すべてのファイルとフォルダを表示する」に変更します。


Windows Vista の場合
「コンピュータ」を開き、「整理」タグから「フォルダと検索のオプション」を指定します。
「表示」タグ内の「詳細設定」で、「ファイルとフォルダの表示」項目にて「すべてのファイルとフォルダを表示する」に変更します。

Windows 7 の場合
「コンピュータ」を開き、「整理」タグから「フォルダと検索のオプション」を指定します。
「表示」タグ内の「詳細設定」で、「ファイルとフォルダの表示」項目にて「
隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」に変更します。

【拡張子の表示】
「拡張子」を見えるようにするには、「詳細設定」内の下から3段目「登録された拡張子は表示しない」のチェックを外します。

wordならデータ名の後ろに「.doc」や「.docx」という表示が見えるようになります。

【システム用の隠しファイルの表示】
更に重要な「システム」関連の隠しデータを見えるようにするには、この「詳細設定」内の一番下段にある

「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」

のチェックをはずします。半透明で見たことがないデータがCドライブ内に表示されます。
ただし、このシステム用の隠しファイルは触るとWindowsが起動できなくなることもありますので取扱いには注意が必要です。

PC用のLB イメージ バックアップ10を、Windows サーバで使おうとしたら?

たまに、「LB イメージ バックアップ10はWindows 2008などの
Windows サーバに対応していますか?」というお問合せを
いただくことがありますが、Windows系のサーバOSには
「LB イメージ バックアップ10 Server」が必要になります。

では、実際にPC用のLB イメージ バックアップ10をインストールしようとしたら
どうなるのでしょうか?Windows 2008 R2のマシンに、
LB イメージ バックアップ10の製品CDをセットして
インストールできるか試してみます。すると、

インストール失敗ですね。この後は
インストールウィザードの完了画面に進み、
何もできない状態でした。

さて、それならば製品CDからブートすればいいんじゃないか、
と思う方もいるかもしれません。では、製品CDから起動した場合は
どうなるのか試してみましょう。製品CDから起動後、使用許諾に同意し、
LB イメージ バックアップ10を起動してみます。

製品CDから起動してもだめですね。インストールも
CD起動もできなくなっています。

ちなみに、今回使用したのは「LB イメージ バックアップ10」ですが、
「LB コピー ワークス12」や「LB パーティションワークス14」なども
Windows サーバには非対応なので、使用できません。

バックアップやパーティション操作ソフトに限ったことではありませんが、
何かソフトを導入される際は、ご利用の環境に対応したものを準備しましょうね。

ディスクの管理では「正常」なのに、製品上では「未フォーマット」


「ディスクの管理」画面では 「正常」と表示されるのに・・・・




LB製品では、「未フォーマット」と表示される・・・・・




よくよく調べた結果、パーティションの「ブートレコード署名」が
狂っていることが原因らしいことが判明。



Windows上(ディスクの管理)では、ブートレコードまでは見ておらず、
問題を検知していないものと思われます。



各パーティションには、パーティションの最初のセクタ(セクタゼロ)に
「ブートレコード署名」があり、決められた数値(55aa)になっています。

Microsoft関連サイト: http://support.microsoft.com/kb/149877/ja

LB イメージバックアップ10や
LBパーティションワークス14など、製品によって

セクタの様子を確認できるセクタエディタが備わっていますので、
中を見てみます。。

※以下の内容や、セクタの直接編集はサポート対象外です。
セクタは安易に変更すると、パーティションが壊れます。
復旧ソフト等でも復旧できなくなることもありますのでご注意ください。




セクタの様子をのぞいてみますと、





「未フォーマット」と表示されているパーティションでは
このセクタ ゼロの最後の 2 バイトの署名が55aaではない値になっていました。





55aaに修正。





すると製品上でも正常に認識されるようになりました。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆

より確実に安全にパーティション操作するには?

よく『パーティション操作を確実に失敗せずに行うにはどうしたらよいですか?』というご質問を頂くのですが、残念ながらいわゆるシステムユーティリティ世界では、100%の保証は難しいのが現状です。我々の製品でもマニュアル等でもご案内しているように、万一の場合に備えてディスクのエラーチェック、バックアップは最低限行って頂いてからの操作をお願いしています。

もし、より安全にパーティション操作を行われたいのであれば、別にハードディスクを用意して頂くことになりますが、ハードディスクのコピー(複製)機能と合わせて、パーティション操作して頂くことをお勧めします。すぐにパーティション操作を行うのではなく、まずは、別のハードディスクに丸ごとコピーして、交換したハードディスクに対してパーティション操作を行うので、以下のようなメリットがあります。

– 元のハードディスクには操作を行わないので、万一の場合のバックアップになる
– 万一の場合も元のハードディスクを接続すればすぐに使えるようになる
– 新しいハードディスクに変更することで、パフォーマンスが向上する可能性がある

【LB パーティションワークス以外に必要なもの】
内蔵と同じタイプ(サイズや接続形態)のハードディスク(今のディスクより大きなものがお勧めです)
ディスクを接続するためのUSBケースやケーブル(内蔵に増設できる場合は不要です)

1. ディスクを内蔵ドライブとして増設するか、ノートPCなどであれば、USBケース、ケーブルなどを使用してUSBの外付けディスクとして接続します。

2. LB パーティションワークスを起動して、ハードディスク コピー ウィザードを使用して、ディスクを丸ごとコピーします。

3. コピーが完了したら、PCの電源を落とし、もともと内蔵されていたハードディスクを取り出し、バックアップ用に保管します。コピーした新しいハードディスクを内蔵ドライブとして接続します。

4. PCの電源を入れ、OSが起動させます。アプリケーションが今まで通りに使用できるのか、写真やメールデータなど参照して動作確認を行います。

5. LB パーティションワークスを使用して、自由にパーティション操作を行います。

この手順であれば、操作は元のディスクではなく、コピーした新しいハードディスクで行いますので、万が一操作に失敗しても元のハードディスクがそのまま残っていますので、安心ですね。ただし、コピー元とコピー先の選択は、十分に注意して行ってください。コピー元とコピー先を間違える(あべこべに選択してしまう)とパーティション操作前にデータがすべて消失してしまいます。

Cドライブを広くする3つの方法(初心者向け)

ハードディスクが1つの土地だと考えると、「パーティション」はその上の「部屋」です。荷物が多くて狭くなった「1号室」、荷物が少なくガラガラの「2号室」があるとします。


荷物が増えて狭くなった「部屋」を広くする!には色々な方法があります。

■隣の部屋を消して増築


2号室の「部屋」を削除すれば「空き地」が出来ますので、1号室は「空き地分」部屋を「増築」できますね。ただ「部屋」の削除と共に中の荷物もなくなってしまいますので、2号室を消して「空き地」を作るのは大変です。

■空いている床面積だけ壁をずらす


部屋の中の荷物を消さずに部屋のサイズを変えたい時、『2号室の使用していない、空いている床部分』だけを1号室にあげる方法です。壁だけをずらす作業に近いです。「部屋」や「荷物」を消す事もありませんし、「荷物」の位置も変わりません。

■2部屋を1部屋にしてしまえ


『1号室、2号室の2つの部屋を合体させたらいいじゃないか』とも思いますね。2つの部屋を区切っている「壁」を消失させて区切りをなくせば「結合」した1部屋になります。
実際の建物なら簡単ですが、パソコン上では少し大変です。

1号室のニャンコ写真と2号室のニャンコ写真、同じものを同じ部屋には置けない

部屋の中の「荷物」(データ)は、1つずつ固有の位置番地があります。

1号室の「ニャンコ写真」、2号室の「ニャンコ写真」のように位置が部屋番号と密接に関係します。同じ名前の「ニャンコ写真」は同じ部屋では存在できませんので、1号室に2号室を「結合」する時には、2号室の荷物は段ボールに入って「2号室の荷物」として1号室に保存されます。

荷物によっては、位置が変わる事で使用できなくなります。
具体的にはDドライブをプログラムのインストール先にしていると使用できなくなります。また間違えてDドライブにCドライブを結合してしまうとWindowsが起動できなくなります。

「荷物」の消滅や、「荷物」引っ越し、「荷物の位置」が変わった、等のトラブルがない一番いい方法が「空いている床面積だけ壁をずらす」作業、つまりLB パーティションワークスの場合「空き領域の移動」と言う操作になります。