USB 3.0について

最近のUSBポートは3.0が主流ですね。USB 3.0がリリースされる前は2.0が主流でしたが、
リリース直後からしばらくは、USB2.0とUSB3.0の両方を搭載したものが多かったように
思います。最近は3.0のみの機種が増えているようですが。

さて、ご存知の方も多いと思いますが、USB 2.0とUSB 3.0の違いとは何でしょうか。
大きな違いはやはり、転送速度です。他にも細かな違いはあるでしょうが、やはり
転送速度の違いは大きいです。USB 2.0では最大転送速度が480Mbpsですが、USB 3.0
の最大転送速度は5Gbpsです。転送速度が2.0と3.0では10倍以上違うわけですね。
まあ、あくまで理論値だと思いますし、実際には最大転送速度は出ないでしょうが、
それでもUSB 2.0 から USB 3.0に変わると転送速度の違いは歴然だと思います。
ちなみに、Wikipediaによると、USB 3.0のポートには青を使うことが推奨されている
そうです。

【3.0のUSBポートの拡大画像】

動画などの大容量データを扱うことの多い方には、転送速度が向上するのはありがたい
ことだと思います。データのやり取りも楽になります。ただし、このUSB 3.0の転送速度を
発揮するには、USBポートが3.0であることはもちろんですが、外付けハードディスクなどの
機器側もUSB 3.0に対応している必要があります。片方だけが対応している場合は、3.0の
転送速度は出ないので注意してくださいね。

GPTパーティション


Windows8搭載のPCでは、
BIOSに替わり、UEFIになっています。

UEFIでは、ハードディスクは
MBRディスクでなく、GPTディスクになります。

GPTディスクでは、
基本パーティション4つまでという、
MBRディスクの制限がなくなります。

Windows の実装では128パーティションが
上限になるようです。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/hardware/gg463525.aspx


ドライブ文字を当てなければ
この調子で 果てしなく作成できそうです。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆


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ディスクサイズを修正する方法

以前サポートで、1TBのハードディスクが32MBと認識されてしまう、160GBのハードディスクが、80GBと認識されるというお問い合わせを受けたことがあります。ハードディスクケースなど組み合わせによっては、ディスク自体のサイズが書き換えられてしまうケースが稀にあるようです。ただ、ディスクサイズはディスクのハードレベルの情報になるため、ライフボート製品では修正することはできません。そのような場合には、ディスクメーカ純正のユーティリティで修正できる場合があります。

今回は、以下を例にHITACHI社製のツールを使用した場合の修正方法をご紹介します。この例では、2台目のハードディスクはもともと80GBのハードディスクですが、Windows上でのディスクサイズは40GBになってしまっています。

※修正したハードディスクのデータは削除される可能性があります。十分に注意して操作を行ってください。あくまでお客様ご自身の責任の範囲でお試しくださいますようお願いいたします。

1.以下のサイトから起動CDもしくは、起動FDを作成するプログラムをダウロードします。
http://www.hgst.com/support/index-files/simpletech-legacy-downloads#FeatureTool

直接ダウンロードする場合

●フロッピードライブがある機種の場合
http://www.hgst.com/hdd/support/downloads/Ftool-ver215.exe
ファイルをダウンロード後にファイルを実行して起動ディスクを作成してください。

●CDドライブがあるパソコンの場合
http://www.hgst.com/hdd/support/downloads/ftool_215.iso
ファイルをダウンロード後にISOイメージを任意のライティングソフトを使用してCDに書き込んでください。

2.作成したCD/FDから起動します。

※誤操作を防ぐためにも必ず対象のハードディスクのみが接続された状態で操作を行ってください。

3.以下の画面が表示されたら、[Enter]キーを押します。

4.接続されているハードディスクの一覧が表示されます。ここでハードディスクが複数表示される場合には、モデル名やサイズを参考に問題のあるハードディスクを<↑><↓>キーで選択してください。

※ ハードディスクの選択は注意して行ってください。

5.<Alt>キーを押しながら<F>キーを押します。Featuresメニューが開きます。<↓>キーで、[Change Capacity]を選択して<Enter>キーを押します。

6.表示されるディスクサイズを確認してください。

manufacturing values : 元のハードディスクサイズになります。
current values: 現在のサイズになります。

この例では、本来のディスクサイズが、80GBですが、現在は、40GBに設定されていることが分かります。

7.<Tab>キーを5回押して、[Options]にカーソルを移動します。<Enter>キーを押します。

8. オプションが表示されます。[Maximum Capacity]が選択されていることを確認の上、<Enter>キーを押してください。

9.manufacturing valuesとcurrent valuesが同じサイズか確認します。

10.<Tab>キーを3回押して、[OK]にカーソルを移動します。<Enter>キーを押します。

※分かり難いですが、OKにカーソルが移動すると、OKのKが白抜きになります。

11.成功すると、『Capacity changed successfully』と表示され最初の画面が表示されます。Capacityの箇所が変更されているか、再度確認します。

12.CD/FDを取り出し、<Ctrl>と<Alt>と<Delete>キーを同時に押して再起動します。
OSが起動したら、ディスクサイズが修正されていることを確認します。

チェックディスクあれこれ(後編) -Windows8の場合-

Windows8では、Windows XP/Vista/7とは、チェックディスクがまた変わりました。

なんと、チェックディスクオプションはなくなり、「チェック」ボタンでいきなりチェックディスクが実施されます。今までは不可能だったCドライブのチェックディスクもWindows上から実施します。

この新しいチェックディスクは新しい仕様で、OSのハードディスクへの監視が強くなったり、スケジュール機能やオンライン機能がついたとの情報です。

詳しいWindows8のチェックディスクの記事はこちら
http://blogs.msdn.com/b/b8_ja/archive/2012/05/16/chkdsk-ntfs.aspx
http://news.mynavi.jp/articles/2012/05/14/windows8/index.html

この方法でチェックディスクした結果も日本語で確認できます

「不良セクタ」もちゃんと 0KBと表示していますね。
今まで、ファイルシステムエラーとして確認頂いていた、Cleaning up … 部分に該当する記述はありませんでした。(監視が強くなったので、これでいいのかもしれませんが)

では、今までと同じ形式のチェックディスクを、実施する為にはどうしたらいいでしょうか。「再起動」モードのチェックディスクは…「コマンドプロンプト」で指定する事となります。(時代に逆行?)

「スタート」-「すべてのプログラム」-「アクセサリ」-「コマンドプロンプト」の上で右クリックして「管理者として実行」を指定。

chkdsk c: /R
Cドライブの「ファイルシステムエラー」と「不良セクタ」の検査のコマンドです。

または

chkdsk c: /F
Cドライブの「ファイルシステムエラー」のみのチェックディスクのコマンドです

再起動中のチェックディスク画面も下記の様に変わりました。
かなり長く27パーセントのままで止まったような時間が続きますが、実行はされてWindowsは起動します。

いろんなところでWindows8は変わっていますね。

チェックディスクあれこれ(前篇)

パーティション操作、バックアップ操作、コピー操作は、全て「セクタ単位」で「ファイルシステム」情報を元に実施します。ハードディスクにセクタ不良や、ファイルシステムエラーがあると正常にできない為、必ず操作直前に「チェックディスク」をお願いしています。

「チェックディスク」は、Windows95/98/98SE/MEでは「スキャンディスク」という名称でした。Windows動作中にフリーズして電源を切ったり、強制終了すると、起動時に自動的に実施されていたものです。

こちらは懐かしい画面↓

WindowsXP以降、名称は「チェックディスク」となり、自動的に起動時に実施されるのは、相当ひどいエラーが発生した時となり、フリーズして電源を切ったり、強制終了程度では自動実行されません。パソコンをWindowsXPから使い始めた人は、それこそ「スキャンディスク」なんて知らない時代になりました。

めったに必要となりませんし、チェックディスク実施は時間もかかったり、設定も面倒ですが、車検と同じで定期的なメンテナンスには必須です。

そんな馴染みのないチェックディスクについて、「WindowsXP」編と「WindowsVista/7編」の動画を公開しました。

FLASH動画でしたら「動画で見るチェックディスク」をご利用下さい。

なお「YOUTUBE」でも公開しています。「チェックディスク」で検索してみて下さい。

以上は、Windows7までの話です。実はWindows8では、「チェックディスク」がまた大きく変わったようです。次回、『Windows8の「チェックディスク」』に続きます。