パソコン画面を画像にする方法

よくお問い合わせを頂くと、画面の状態を伺うのですが、口ではなかなか説明できるものではありません。

そこで「画面」を画像としてメールで頂く事となります。よく「ハードコピー」とか「画面キャプチャー」という単語で言われる操作です。

■「PrtScr」キー

どのWindowsでも可能なのは、キーボードの「PrintScreen」(「PrtScr」)キーを押す方法です。

「PrtScr」キーはだいたい「F12」キーの横あたりにあります。

(ノートパソコンのようにキーボードが少ない場合は側面や青い文字などで記載されており、ファンクションキーと同時に押すことで有効になるようになっています)

取りたい画面が表示された状態で、「PrtScr」キーを押します。何も起きないように見えますが、「スタート」-「プログラム」-「アクセサリ」-「ペイント」を開き、「編集」-「貼り付け」すると全画面が貼り付きます。
(「ALT」キーと「PrtScr」キーを同時に押せば、全画面でなく、アクティブなウィンドウだけが取得できます)

「名前を付けて保存」で好きな形式で、好きな位置に保存できます。
サポートの場合は、この方法をいつもご案内しています。

■Windows Vista/7/8  「Snipping Tool」

WindowsVista/7/8は専用のソフトもあります。
「スタート」-「プログラム」-「アクセサリ」-「Snipping Tool」を指定します。
Windows8は「すべてのアプリ」-「Windowsアクセサリ」-「Snipping Tool」を指定します。

デスクトップにて、背景画面全体が半透明になった上に操作用ツールがでます。

「新規作成」をクリックして必要な範囲をドラッグします。「Snipping Tool」はドラッグして、必要な範囲が指定できますので、不必要な画面を省けます。(また「新規作成」の横の▼を押して、「自由形式の領域切り取り」にすれば、好きな形の画像が保存できます)

指定した画面を取り込んだ、「Snipping Tool」が表示されたら「ファイル」-「名前を付けて保存」できます。

■Windows8

「Windows」キーと同時に「PrtScr」キーを押すだけで、自動的に「マイピクチャ」の中に「スクリーンショット」フォルダを作り、「スクリーシンショット(1)」「スクリーシンショット(2)」「スクリーシンショット(3)」と自動的に名前が付いて保存されます。

■専門ソフト

他にもフリーソフトで「キャプチャー」ソフトが多数存在します。

「窓の杜」や「ベクター」等で「窓フォト」「WinShot」等いくつものソフトが公開されていますので、自分に合ったソフトをお探しください。

■デジカメ

ただし上記の方法のいずれもWindowsが起動できる状態でのみ取得できます。
パソコンが起動しない時や、ブルースクリーンの状態では上記の方法はいずれも取得できませんので、その場合は、「デジカメ」で撮影して送っていただく事もあります。

デジカメで撮影する場合は、高解像度では巨大なデータ(一枚の写真が1MBもあると高解像度です)となりますので、メールで送る場合は解像度は下げて撮影するか、圧縮して送るなども手です。最近はクラウドにアップロードしてダウンロードとかも便利ですね。

合鍵(スペア)持ってます?

パソコンのセキュリティソフトとして「LB パソコンロック」、「LB USB HardLocker」というソフトを扱っています。

どちらも、「鍵」がないと「パソコン」起動後、ロック画面となり、他人にパソコンを使わせない機能があります。

「LB パソコンロック」(家庭・個人向け) 画面のロック機能のみ

「LB USB HardLocker」(法人向け) 画面のロック以外に「鍵ごとに異なる秘密領域が使える」「ネットワークのロック」「無許可のUSB機器を感知するとロック」「ログ記録」等の付加機能

となっています。

「鍵」に出来るのはUSBメモリや、USBハードディスク等のUSBポートに挿すもの、または「パスワード」です。

同一メーカー、同一型式の「USBメモリ」でも、内部の「シリアル番号」が異なり、このシリアル番号が鍵の役割となります。(「シリアル」がない、マウスやキーボードは「鍵」としてお勧めできません)
「シリアル番号」さえあればUSBで接続できる「タブレット」「ipod」「スマートフォン」も「鍵」に出来ます。

「鍵」にした「USB機器」は持ち歩いて、落としたり紛失しやすいものでもあります。壊すと「鍵」として認識できず、ロックがかかったままとなります。

『「鍵」にしてた「USBメモリ」を紛失してしまったが、万能鍵はありませんか…?』等のと問い合わせがあったりしますが、「万能鍵」等はありません。

自宅の鍵にスペアキーがあるように、どうか「合鍵」を作っておいてください。なんでもスペアがあると安心です。スペアは1つだけでなく複数あっても構いません!

また法人ユーザーから、『「鍵」は「パスワード」ですが前任の担当者が退職しました。後任に何も伝わってません、万能パスワードありませんか』とご質問があったこともあります、パスワードについては、大文字小文字も見分けますし、勿論、万能パスワードもありません。しっかり管理してくださいね!

引っ越し中にお気に入りの眼鏡を折ってしまい、あわてて引き出しから取り出したスペアも誤って壊し、とても不自由な担当者からの、心からの叫びでした。

MBRの削除、パーティションの一括削除方法

複数のパーティションを一括削除したい場合や、パーティションの削除に失敗してしまう場合には、LB パーティションワークスやLB イメージ バックアップに搭載されているディスクエディタを使用すると簡単に削除することができます。あまり必要な場面はないかと思いますが、MBRを一度クリアしたい場合にも便利です。

※以下の手順を実行すると、ディスク内のすべてのパーティションが削除されます。操作には十分に注意して頂き、ご自身の責任の範囲で行って頂きますようお願いいたします。

1. LB パーティションワークスやLB イメージ バックアップを起動します。

2. MBRを削除したいディスク、パーティションを丸ごと削除したいディスクを選択します。

3. [ハードディスク]-[セクタの表示/編集]を選択します。

4. ディスクエディタが表示されます。MBRディスクの場合、各パーティションの情報はハードディスクの先頭にあるMBR内のパーティションテーブルで管理されています。この内容を削除することで、パーティション情報をすべてクリアすることができます。”セクタ0″が選択されている状態で、表示されているデータの先頭をクリックします。

5. 適当な数字をキーボードで入力します。特定の数字キーを押せば連続して入力することができます。たとえば、0(ゼロ)などでセクタ0の内容をすべて書き込みます。

6. チェックボタンを押してして確認画面で[はい]をクリックします。
※ディスク内のすべてのパーティションが削除されます。削除対象が正しいのかよく確かめてから実行してください。

7. 完了したら、[閉じる]をクリックしてディスクエディタを閉じます。この状態ではまだ修正が表示上反映されていませんので、<F5>キーを押して、ディスク情報をリロードします。以下のように、MBRの情報が削除されるので、パーティションもすべて削除され、未割り当て領域になります。

「ごみ箱」のアイコンが表示されなくなったら?

ごみ箱が表示されなくなって困った、という経験はないでしょうか?特に、
Windows Vistaではごみ箱のアイコンを右クリックすると、ごみ箱アイコン自体を削除
できるようになっているので、間違えて削除してしまって、どうやって戻すのか分から
なくなった方もいらっしゃるかもしれません。

さて、そんなときのために、もう一度表示させる方法をご案内します。まず、
デスクトップ画面上の何もないところで右クリックし、「個人設定」を開きます。

すると、画面の左側に「デスクトップ アイコンの変更」というメニューがあるのでこちらをクリック。

あとは表示させたいアイコンにチェックを入れて、OKで画面を閉じます。

ここでは、Windows Vistaを例に紹介しましたが、
Windows 7や8でも、表示させる手順は同じです。

ちなみに、TuneUp Utilities 2012/2013にも「ごみ箱」を表示させる機能があります。
TuneUp Utilitiesを起動後、「問題の修正」タブで「典型的な問題を修正する」を
クリックします。

あとは、「ごみ箱アイコンが表示されない」の項目にチェックを入れ、
画面を「次へ」で進めていってください。

これでごみ箱が表示されます。
間違えてごみ箱を非表示にしてしまった場合でも、これでOKですね。

Windows8のパーティション数

店頭では、個人向けのパソコンはWindows8が殆どになりました。

この最新パソコンのWindows8のパーティション配置を確認したことはありますか?

「ディスクの管理」画面を出してみると、なんだか、たくさん区切られています。C:ドライブ、D:ドライブ、以外に「回復」とか「EISA」とか「recovery」とか、ずいぶんと区切りが増えました。

新品の空のハードディスクに、OSをMicrosoftの初期設定でインストールしてみましょう。

「XP」「Vista」「7」「8」これらのWindowsの内部は「システム」(起動情報)と、「ブート」(OS本体)に分けられます

「XP」「Vista」は、Cドライブ「1つのパーティション」だけでインストール出来ていました。(MBRディスク) (Cドライブに「システム」「ブート」が一緒に入っている)

「Windows7」は「システム」と「ブート」と2つに分かれました。
「システムで予約済み」(100MB)と、(C:) ドライブです。(MBRディスク)

Windows8は

従来の「BIOS」でMBRディスクにインストールすると
「システムで予約済み」(350MB)と、(C:) ドライブが出来上がります。

uEFIで、GPTディスクにインストールすると
「回復パーティション」(300MB)、「EFIシステム」(100MB)、(C:) ドライブです。

(C:)の前に見たことがないパーティションが増えていても、消してはいけません。ご注意ください!

ちなみに最初の画面はメーカーパソコンの為、さらにD:ドライブや、リカバリーパーティションが増えていたわけです。