既定のプログラムの変更

今更ですが、Windows 8では、Windows 7などの以前のOSと
比べるとだいぶ動作が異なっています。たとえば、
デジカメで撮影した写真などをPCにコピーして開こうとすると、
初期状態では、「フォト」というソフトが起動します

個人的には、画面いっぱいに表示されるし、画面が開くまでが
遅く感じられてちょっと使いにくく感じてしまいます…。
Vistaや7の、「Windows フォトギャラリー」「Windows フォトビューアー」
で開くと、画面のサイズも調整できるし起動にもそんなに時間が
かかりません。

そんな時には、写真を開くときに使うプログラムを変更すれば
問題は解決されます。幸い(?)、Windows 8にも
「Windows フォトビューアー」はあるので、写真(JPEG)を
「Windows フォトビューアー」で開くように設定してみます。

写真データを右クリックし、「プログラムから開く」
→「既定のプログラム」を選択します。

プログラムの選択画面で、「Windows フォトビューアー」を
クリックします。

これで、写真(JPEG)が毎回「Windows フォトビューアー」で
開くようになります。なお、右クリックのメニューで
「Windows フォトビューアー」を選ぶと、そのファイルが
一回だけ「Windows フォトビューアー」で起動されます。

コントロールパネルからも既定のプログラムを変更できますが、
こちらからはもっと動作を細かく設定できます。興味のある方は
試してみてはいかがでしょうか。

世代バックアップについて


LB ファイルバックアップ4Proは、2014年8月現在取扱い中の、フォルダ/ファイル単位の自動バックアップソフトです。

1つのファイルを複数世代バックアップする、世代管理機能についてくわしくご紹介いたします。

初期設定では「3世代」になっていますが、「3世代」とは、同じファイルをつねに3段階分保存しているということです。
たとえば fb4.jpg という画像ファイルを例にすると・・・・


最新世代



1世代前



2世代前
のような感じです。


元データを更新するごとに、バックアップデータは古い世代から順に削除されて最新と入れ替わります。
つねに3世代分が保存されています。


そして「オプション」として世代の保存方法を「一日一世代」「無制限」で、選択できます。



たとえば何かのファイルを(上記のfb4.jpgでもよいですが)、以下のようなタイミングで更新(内容変更→上書き保存)したとします。

7/30 10:00
7/30 13:00
7/30 15:00
7/30 17:00

7/31 11:00
7/31 20:00

8/1  9:00
8/1 13:00
8/1 19:00

8/2 10:30
8/2 10:50
8/2 17:00



現在を 8/2 20:00 とすると、

「一日一世代」では、バックアップされているデータは
最新世代 8/2 17:00
1世代前 8/1 19:00
2世代前 7/31 20:00
3世代前 7/30 17:00

「無制限」では
最新世代 8/2 17:00
1世代前 8/2 10:50
2世代前 8/2 10:30
3世代前 8/1 19:00 という違いになります。

目的・用途に合わせてお使い分けくださいc(*゚ー^)ノ*・’゚☆

パソコンからスマホにファイルをコピー

パソコンのUSBにスマホを繋げて、個人情報DBをコピーした事件が話題になっています。ライフボートからUSB機器の接続を遮断する機能のあるソフト「LB USBロック」「LB USBロックPro」「USB HardLocker」を販売していますが、これを使うとどういうことになるのか、実験してみました。

「LB USBロック」でUSBストレージの利用制限をしたパソコンのUSBに手持ちのスマートフォン(SONY Xperia) を接続してみました。

(「LB USBロック」の許可リストにはXperiaを入れていませんので、ドライブレターが割り当てられた場合の接続はそのままで遮断されます。)

ソフトウェアをインストールする云々のメッセージが表示されますが、無視します。エクスプローラーを見ると以下のように表示されます。

この状態ではパソコン内のデータをXperiaにコピーすることができました。
ドライブレターのない接続では認識されている状態です。

XperiaのUSB設定を調べてみると、MTP(メディア転送プロトコル)となっています。

◎スマートフォンとパソコンをUSB接続する場合、次の3つのプロトコルが利用されます。

○MTP(メディア転送プロトコル)
最近のスマートフォンの多くはこれが標準設定になっています。
○PTP(画像転送プロトコル)
デジカメで使用されますが、これを使用できるスマートフォンもあります。
○MSC(大容量ストレージ)
スマートフォンに装着したMicroSDがドライブFのように表示されてパソコンから利用できます。

こちらはSharp AQUOSの設定画面です。

「LB USBロック」はMTPモードにも対応しているので、ソフト側の「ポータブルデバイスへのアクセスを禁止する」をチェックしてみます。

今度はスマートフォンのストレージ(SDカード、内部ストレージ)が表示されないのでデータをスマートフォンにコピーすることはできませんでした。
この「オプション」を利用すれば、安全度が高まります。

◎USB接続を遮断しても、スマートフォンにデータをコピーする接続方法はいろいろありますので、接続を完全に排除したいときは、以下のような接続方法についても対策を考えておく必要がありそうです。
○Bluetooth、○WiFiネットワーク、○赤外線 等

実験!LVMのバックアップ

前回、LVMが認識できるようになっていることを書きましたが、今回は、試しにバックアップを復元を実験してみたいと思います。

※あくまで実験です。お試し頂く際も自己責任でお願いいたします。

環境は、RedHat Enterprise Linux Server 6.5、製品はサーバOSに対応した、Paragon イメージバックアップ11 Serverを利用します。

1. RedHat Enterprise Linux Serverをデフォルトでインストールしました。標準でインストールするとLVMが導入されます。

2. Paragon イメージバックアップ11 Serverを起動メディアからブートします。製品上で確認すると、LVMのディスクが正しく認識されています。 ただ、認識状況を見ると、ダイナミックディスクと同様に、ディスク全体に対する操作はできないようです。つまり可能なのは、あくまでボリューム単位のバックアップと復元まで、ディスクが飛んでしまった場合などのベアメタル復元(ディスク全体)はできません。

3. バックアップウィザードでは、個々のボリュームをすべて選択して、バックアップを実行しました。

4. 復元前に、念のため元々あったパーティションをFATでフォーマットしました。

5.復元ウィザードを起動して、複合バックアップイメージを選択し3つのボリュームをすべて復元します。

6. 復元を実行したところ、特にエラーなく完了しました。

7. 復元後のメイン画面でもパーティション形式もExt系で復元正しく復元されています。

8. リブートして起動状況を確認したところ、無事にログイン画面まで表示されました。

可能なのは、あくまでボリューム単位のバックアップと復元までとなるので、ディスクが飛んでしまった場合などのベアメタル復元(ディスク全体)はできませんが、データレベルのバックアップであれば、ある程度は対応できるようです。

※あくまで実験です。お試し頂く際も自己責任でお願いいたします。

LVMへの対応状況(認識されるようになった!?)

LB イメージバックアップ11 Pro、LB コピーワークス13、LB パーティションワークス15などはLVMに対応していないことを明記していますが、最新のbuild 10.1.21.193以降では、少なくともLVMが正しく認識されるようになっています。

以前の記事はこちら
LVMが使用されているかの確認方法
Linuxのイメージバックアップ
Linuxのコピー

具体的には、以下のように、LVMが導入されていてもディスクが正しく認識され、表示されるようになっています。

認識されていてもサポート外であることには変わりませんので、絶対にバックアップやコピーや復元、パーティション操作は行わないでください。 そうは言っても、やはり気になりますね・・・、次回バックアップの実験をしてみたいと思います。あくまで実験です!