ファイル・フォルダ単位でのバックアップ

ライフボート製品には、LB ファイルバックアップ4 Proという
ファイル・フォルダ単位でバックアップするための製品がありますが、
Paragon Hard Disk Manager 12にも指定したフォルダをバックアップする
機能があります。では、機能的に何が違うのでしょうか。

LB ファイルバックアップ4 Proでバックアップを行った場合、バックアップ先には、
バックアップ元と同じ構成で対象のファイルがバックアップされます。例えば、
バックアップ元のフォルダにファイルが100個あった場合、バックアップ先にも
ファイルが100個バックアップされます。また、圧縮や暗号化を行っていなければ、
バックアップ先のファイルをそのまま開けます。以下はバックアップ先フォルダの中身です。

Paragon Hard Disk Manager 12でバックアップを行うと、バックアップ先には
イメージファイルが作成されます。イメージファイルの状態では、バックアップデータを
そのまま開くことはできず、「復元」の操作を行うことで開けるようになります。
また、バックアップ元とバックアップ先が同じ構成になることはありません。


必要なファイル・フォルダをでバックアップする、という用途は同じですが、
バックアップ形態や機能は異なりますので、注意してくださいね。

隠しファイルを見えるようにする(Windows8)

以前 2012年7月頃の記事で、この手順をご案内致しました。

隠しフォルダ・ファイルの表示(初心者向け)

Windows8についての情報がないため、追加します。XP、Vista、7の場合は上記リンクをクリックして下さい。

Windows 8/8.1 の場合

【隠しファイルの表示】

「デスクトップ」に進んでタスクバーの「エクスプローラー」をクリックします。
「コンピュータ」内の表示が出たら、上部リボンの「表示」をクリックします。

「隠しファイル」のチェックボックスにチェックをいれます。

【拡張子の表示】
「ファイル名拡張子」のチェックボックスにチェックをいれます。

【システム用の隠しファイルの表示】
上記2つのチェックの右側にある「オプション」のボタンを押します。従来のXP、Vista、Win7形式の「フォルダオプション」画面が表示されますので「表示」タグ内の「詳細設定」欄にある「保護されたオペレーション システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外します。

ところで、「保護されたオペレーション システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外した時に見えるデータの中で、各ドライブに直下に「System Volume Information」と「$RECYCLE.BIN」という作った覚えがない謎のデータがあります。

この謎のデータ2つについては、また別記事で改めて…

パスワード ジェネレータでパスワードを作成

Sticky Passwordには、パスワードジェネレータというパスワードを生成する
ための機能があります。どこかのサイトに会員登録する場合、たいていは
パスワードを設定することになりますが、どんなパスワードにするか
迷ったとき、この機能が役に立ちます。

使い方は、まずメイン画面を起動し、「メニュー」→「ツール」
→「パスワード ジェネレータ」を選択します。


パスワードジェネレータの画面が起動します。ここで、何桁のパスワードにするか
指定できます。

使用する文字を細かく指定したい場合は
「追加オプション」をクリックして、使用したい文字にチェックを入れます。


あとは「生成」をクリックすればパスワードが作成されます。作成後、「クリップボートに
コピー」をクリックすると、作成したパスワードがコピーされるので、使用したい場所で
貼りつければOKです。

Windows8.1 のシステムバックアップ/復元


Windows8.1 標準のシステムバックアップ/復元を試してみました。

環境は下記の通りです。
Windows8.1×64 500GBのHDDで155GB使用。(もっと軽いのでやればよかった)
バックアップ保存先は、USB3.0の外付HDDです。




まずバックアップです。
「コントロールパネル」-「ファイル履歴でファイルのバックアップ コピーを保存」-(しばしドライブ検索)-左下「システムイメージバックアップ」
手順はすでにいろんなサイトでくわしく紹介されていますね。。



バックアップ時間はおよそ24分で、LB イメージバックアップ11Proでも同条件でほぼ同じ処理時間でした。



復元の際に「回復ドライブ」が必要とのことなのでUSBメモリに作成しました。インストールDVDでも同じ画面が出てくるので使用可能です。(「トラブルシューティング」-「詳細オプション」-「イメージでシステムを回復」)




HDDの中身が全部飛んだ想定で、全パーティションを削除して復元を試すと、いきなり不可でした。

外付HDD内のイメージは認識されたのですが



実行するとすぐエラーとなり、「詳細」をクリックすると下段の画面が表示されます。
システム イメージを復元できませんでした。
コンピュータ イメージの再適用




「ドライバがなくてHDDが認識されていない可能性がある、他」というような意味ですが、HDDは認識されており、「除外扱い」にもなっていませんでした。




ちなみに「PCを初期状態に戻す」「リフレッシュ」も不可でした。(当然なのかもしれませんが)



打つ手なしのため、いったんLB イメージバックアップ11Proで復元。

先頭にあるパーティションが関係しているのかと思いましたが、そうではありませんでした。
バックアップ時と同じHDDでも、全領域が「未割り当て」(空き)だとエラーで復元できず。

下記のような状態で復元すればエラーなくOKでした。


バックアップ時より小さいHDDは、フォーマットしてあっても不可。^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
(「未割り当て」のときと同様になる)
SSDに復元する場合などは、LB イメージバックアップ11Proをご利用ください。

バックアップ時より大きいHDDは、等倍復元になりますがOKでした。



なお、バックアップ元にデータドライブがある環境の場合は、下記のように復元するかしないかを選択できました。

操作の自由度と安心感(!?) 加えて多機能
なのでやっぱりLB イメージバックアップシリーズかと。 c(*゚ー^)ノ*・’゚☆

ログを取るソフト 最新アップデート

4月10日の記事で「ログを取るソフト」として「LB アクセスログ」「USB HardLocker」ご案内いたしました。

「LB アクセスログ」は「ログ取得」機能だけのソフトで、「ログインユーザー」ごとに個別で取得ログの初期設定が必要でした。

一方「USB HardLocker」は「取得ログ」設定は一括設定、さらに他にも多数のセキュテリィ機能が付いていますので(昨今問題のUSBメモリだけでなくスマホをストレージとしての情報盗難も防げる機能付き)、高機能で価格も高い製品でした。

「ログ取得」だけを一括でしたい場合、高いソフトを買うしかない事となっていました。

ところが8月に「LB アクセスログ」が変身! しました。

8月公開の無償アップデートで、「ログ」設定を従来の「ログインユーザー」毎に設定だけでなく、「共通」の一括設定も選択ができるようになりました。
今まで通りのログインユーザーごとの設定以外に、最初にインストールした管理者が共通設定をオンにすれば、ログインユーザーが増えても自動的にログが取れます。個別に設定が出てくることもありませんので小規模の会社などで管理しやすくなります。

ログを暗号化する事もできますし、ログ取得ソフトとしてかなりオールマイティではないでしょうか!!