ハイブリッド ダイナミックディスク

以前、「気が付けばダイナミックディスク」の記事で、ご案内した「変なダイナミックディスク」は、最新のLB イメージバックアップ 11 proやLB パーティションワークス15で見ると、「ハイブリッドMBRダイナミックディスク」として表示されます。発生条件は次の組み合わせです。

1.「MBR」環境のパソコン

2.基本パーティションが4つある状態で、ディスクの管理でさらに新しいハードディスクを追加しようとすると、「ダイミミックディスクへ変換する必要があります」と表示され、それに「はい」と答えて新しいパーティションを作成。

3.先頭に特別なパーティションが存在。

この場合に、「ハイブリッド ダイミナックデイスク」となります。

原因は先頭のパーティションIDが通常のタイプでない為、Windowsの機能でベーシックとして残してしまった事です。「パーティションID」が「27」や「DE」等で、「メーカー独自のツールや回復キット」用のパーティションです。

「LB パーティションワークス15」等には「ダイナミックディスク」を「ベーシックディスク」に戻せる機能があります。「ハイブリッド ダイナミックディスク」でもパーティションテーブルに問題がなければ変換可能です。

■異常なパーティションテーブル

「ダイナミックディスク」を「ベーシックデイスク」へ変換できないハードディスクもあります。

どんなディスクでも「ディスクの管理」でのパーティションサイズと配置が、Windows上の表記と異なっている様な、異常なパーティションでは、何もできません。

なお「GPT」ディスク環境では、基本パーティションは128個まで作れます。…のでパーティションの数が足りなくて誤って変換してしまう「ダイナミックディスク」の出番はありません。作ってもドライブ文字が足りなくて意味がないのですが(笑)

Mac(Boot Camp)でAudials Tunebite を使用する

Audials Tunebiteは、インストールはWindowsにしかできませんが、保存した動画/音楽は、形式を選択すればMac上でも再生可能です。
Mac(Boot Camp)を使用して、具体例をご紹介いたします。


Macの電源を入れ、まずはWindowsを起動します。




Audials Tunebite をインストールします。




Tunebiteを起動します。

録画/録音するときに、Apple OS (iOS)用の形式で保存するように設定すると、 MacOS上での再生がスムーズです。
録画/録音後に、データをiOS用形式に変換することも可能ですが、ここではあらかじめ設定する手順でやってみます。


保存形式は、初期設定ではWindowsメディアプレイヤー用になっています。 「形式」をクリックします。




「iPhone/iPad/iPod」を選択し、「OK」します。



「形式」がiOS用になりました。



この状態で動画を録画すると、動画ファイルはmp4形式で保存されます。
Tunebiteはこの形式に対応しているので そのまま再生できます。





この動画をMacOS上で見てみましょう。MacOSを起動します。




この例ではBootcampのWindows上で保存した動画なので、初期設定の保存先
C:\Users\ユーザー名\Videos\Audials\Audials Recorded Webvideos を開きます。

見たい動画をダブルクリックすれば、そのまま再生されます。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆





ちなみに wmv形式の動画は、Mac上では以下のエラーになります。

・wmv対応の動画再生ソフトをインストールする  または、
・Tunebite 上で、mp4 形式に変換する

いずれかで再生できるようになります。
(データの変換手順は利用ガイドをご参照ください!<(_ _)>)

LB ブートマネージャー3でWindows 10 Technical Previewをマルチブート

Windows 10 Technical Previewのダウンロードが開始されました。もちろんLB ブートマネージャー3の正式なサポート環境ではありませんが、Windows 7のPCに追加インストールして、LB ブートマネージャー3でマルチブート環境が作成できるか試してみました。

特に問題なくマルチブート環境が構築できました。手順も特別なことは必要ありませんでした。

1. LB ブートマネージャー3の起動メディアからして、Windows 7がインストールされているパーティションの後ろに、Windows 10用の未割り当て領域を用意しました。

2. Windows 10用のパーティションを作成、アクティブにして、前2つのWindows 7のパーティションは、非アクティブ、非表示に設定します。

3. Windows 10のインストールDVDからブートします。Windows 7や8と同じようなインストーラが起動するので、ウィザードを進めます。

4. インストール先では、作成したWindows 10用パーティションを選択して、ウィザードを進めます。

5. インストール後、初期設定が完了すると、Windows 10が起動します。

6. LB ブートマネージャー3の起動メディアから起動します。非表示にした7のパーティションを表示に戻し、LB ブートマネージャーをインストールします。

7.PCを再起動すると、起動時にLB ブートマネージャーの選択画面が表示されます。上から2つ目がWindows 10のパーティションになりますが、LB ブートマネージャー上で認識されています(表示はもちろんVista/2008/7のままですが・・・)。この例では、1番目を選択すれば、 Windows 7が起動し、2番目を選択すれば、Windows 8が起動できるようになりました。

※もちろんサポート外です。お試し頂くにしてもご自身の責任の範囲で行って頂きますようお願いいたします。

※UEFIベースのPCの場合にはこの方法では対応できません。

Paragon NTFS for Mac OS X 12 +HFS+ for Windows 10 試してみました。



ライフボートストアで販売を開始した、Paragon NTFS for Mac OS X 12 +HFS+ for Windows 10 を試してみました。





MacのフォーマットHFS+ と、WindowsのフォーマットNTFSでは、そのままではデータのやり取りができませんが、このソフトはその橋渡しをします。
『Paragon NTFS for Mac OS X 12』、『Paragon HFS+ for Windows 10』のセット製品です。


MacのBoot Campを使用した環境で、Paragon NTFS for Mac OS X 12 +HFS+ for Windows 10 をインストールし、どのような動作になるか、ご紹介いたします。


Macの電源を入れ、ブートメニューからまずはWindowsを選択してみます。



ディスクの管理を開くと、MacOSとWindowsがあるのが確認できます。

MacOSがインストールされているDドライブは、開くことはできますが、Cドライブ内のデータをコピーしようとするとアクセスが拒否されます



そこで、「HFS+ for Windows 10」をインストールします。この製品は、OSで標準で対応していないファイルシステムを扱うための「ドライバ」で、アプリケーションを起動させたり、ユーザー設定して使用するソフトではありません。インストールするだけになります。




インストール後、データのコピーを試すと、エラーなくコピーできるようになりました。




一方、Mac OS上では。

MacOSを起動します・・・・・・



Mac OS上から、BootCamp(Windows)内の「Pictures」フォルダに、画像を保存しようとしていますが、ドラッグ&ドロップすると進入禁止のマークが出て、「Pictures」フォルダに入って行きません。

※MacOS上からでも FATであれば扱えます。FATでは、扱えるファイルサイズ等にNTFSよりも制限があります。


そこで「Paragon NTFS for Mac OS X 12」をインストールし、アクティベート。



すると、また簡単に保存できるようになりました。



こちらはWindowsで使用しているNTFSのUSB外付ハードディスクですが、同様にデータのコピーが可能になります。



MacとWindowsを両方ご利用されているユーザーさまは、ご検討いただいてはいかがでしょうか!
c(*゚ー^)ノ*・’゚☆


『Paragon NTFS for Mac OS X 12 +HFS+ for Windows 10』  はPARAGONソフトウェア社の製品です。ライフボートではストアでの販売のみになり、お問い合わせやサポートはお受けしておりませんのでご了承ください。
製品の詳細につきましては、下記までお願いいたします。

●Paragon NTFS for Mac OS X 12
http://www.paragon-software.com/jp/home/ntfs-mac/index.html

●Paragon HFS+ for Windows 10
http://www.paragon-software.com/jp/home/hfs-windows/index.html

関連付けってなに(初心者向け)

データのアイコンをクリックすると自動的に関係するソフトが開きます。
例えば写真データは、通常はWindowsの初期設定ソフトが起動して表示します。

Windows8 環境では2種類の写真用のソフトが用意されています。全画面で写真が表示される「フォト」というソフトと、デスクトップを背景に今までのウインドウで開く「Windows フォトビューア」です。

Windows8で最初に「フォト」にしてしまった場合、毎回写真はフォトで全画面で表示されるようになります。この最初に決めたソフトで次からも開くのが「関連付け」です。この「関連付け」は好きに変更することが出来ます。

「この種類のフィスルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う」または「すべての***ファイルをこのアプリで開く」のチェックが入っている状態で指定ソフトをクリックします。

なお選択肢のプログラムは、多くのソフトをインストールすると増えます。

この「関連付け」で気を付けたいのは、上位の機能のあるプログラムで作成したデータを、下位機能しかないプログラムで開こうとすると開きません。Wordで作成した文章データを、「ワードパット」で関連付けしてしまうと、変にレイアウトされた文章が表示されます。

なおデータが壊れている訳ではないので、「関連付け」を戻せば、元の様に表示されます。

新しいソフトをインストールした際に、関連付けが変わって、今までのデータが違うアイコンになってしまう事もあります。アイコンがちょっと違うなっと感じたら、関連付けを確認するのも手ですね。