一年ありがとうございました。よいお年を

2022年は、2021年末に公開された「Windows11」が本格的に使用する方が増えて、問い合せでもWindows10との割合が増えてきました。来年になるとWindows11の方が過半数となるのかもしれません。

Windows7/8/8.1等は完全に終息で、弊社のソフトでも「Windows8」以前は対応外のものが多数あります。
Windows7/8/8.1を使用されている場合は、ソフト購入時には対応OSはよくご確認くださいね。Microsoftのサポートも終わっている為、早めにデータをバックアップして乗り換えをご検討ください。やはり古いOSはいろいろと制限がかかりますので。

そしてWindows10/11を使用しているお客様は、お正月にはバックアップとメンテナンスを心がけて下さいね。

コロナ感染症は、まだまだ終息とはいいがたい日々ですし、インフルエンザ流行というも記事も見ます。皆様、ご健康に気を付けてお過ごしください。
一年ありがとうございました。また来年もよろしくお願い致します。

■年始年末のお知らせ

◆◆営業窓口
  年内最終営業日:2022年12月28日(水) 17:30まで
  年始営業開始日:2023年1月6日(金) 9:00から
 
◆◆電話サポート窓口
  年内最終受付日:2022年12月28日(水)16:00まで
  年始受付開始日:2023年1月6日(金)10:00から

良い年の瀬を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
来年も何卒よろしくお願い致します。

パソコンの大掃除とらくちんデータ管理

一年中使用していると部屋が汚れる様に、パソコン内部の不要なデータが溜まって肥大化し、動作が遅くなったり、容量を取ります。そこで、ライフボートが販売しているメンテナンスソフトを、それぞれの機能の違いと共にご案内致します。

■■■一時データの削除、パソコンを遅くしている様々な不要な残骸データを消して高速化■■■

▼Windows用(3台のPCにインストールできます。ライセンスは無期限です)

Glary Utilities Pro

▼Mac用

CleanMyMac X

■■■重複したデータを検出して削除■■■

内蔵ハードディスク、デスクトップとドキュメント、外付けハードディスク、Dropbox、Google Driveのクラウド、保存位置を指定しての同じデータを検出して削除ができます。

Duplicate Files Fixer 3

3台まで使用できるうえに、Windows用もMac用もあります。

■■■大量の写真管理で困っている方向け■■■

■同一写真、類似写真を検出して削除

Duplicate Photos Fixer Pro

データ名が変わっていても「バイナリ」で比較します。全くの「同一」のものと、「類似」(類似度設定可能)で検出して削除できます。

■写真・動画が多すぎて、フォルダ分けや名前を変えたい、どれがどれだかわからない時

Photo Organizer Pro

写真/ビデオを検索して、撮影日のデータを元に、フォルダの作成、ファイル名の一括変更が出来ます。

■■■ハードディスクの分析とデータサイズによる削除■■■

Disk Analyzer Pro

ハードディスクの使用状況を確認、サイズの大きなファイル、不要なファイルを簡単に分別でき、管理や削除ができます。

■■■複数のクラウド接続を簡単にするソフト■■■

Air Live Drive Pro

データ保存や管理に、ローカルハードディスク以外に、最近はクラウドを使用します。いちいちWEBを起動してログインするのは面倒です。このソフトは一括管理で自動ログインし、かつ認識したクラウドドライブはWindowsのエクスプローラーでローカルドライブと同様にドラッグドロップで使用できます。複数のクラウドも同時使用できます。

■■■ハードディスクの物理的な解析ソフト■■■

PCパフォーマンスチェッカー

ハードディスクの物理的な問題や劣化度、断片化等が分かります。(分析して結果を表示するだけでメンテナンス機能はありません)
Windows10/Windows11の場合は最新アップデートでご使用下さい。無料です。
(なお、SSDの場合はデフラグは警告されても、Windowsのデフラグやメンテナンスソフトで実施する必要はありません)

バックアップ結果をGmailで送信

LBイメージバックアップ12 Pro、LBイメージバックアップ11 Pro、Paragonイメージバックアップ12Server、Paragonイメージバックアップ11Server、LBファイルバックアップ4Server、LBファイルバックアップpro

等の弊社販売の「バックアップ」製品には、バックアップ結果をメールで送信する機能があります。使用しているメール送信設定(SMTP)を使用して、「バックアップ成功」「失敗」等の記録がメールで届きます。

この結果「メール」は、SMTP設定を使用して、ポート番号、認証方法、メールのアカウントとパスワードの設定が正しく設定されていれば、通常は問題なく送信出来ます。法人利用の場合は通常は自前の社内メールサーバーなどがあり、簡単に設定が可能です。ただ、一般的なプロバイダやWEBメール等では、そのようにサードパーティソフトからの送信は許可や特別な設定が必要となり、「テスト送信」が成功しない、「テスト送信」成功してもメールが届かない、等があるようです。

WEBメールの中での大手の「Gmail」があります。Gmailをこのような場合に送信用メールとして使いたい時はどうしたらいいのでしょうか。

Googleで通常は「2段階認証」となっていますので、ブラウザ上からgmailを利用しようすると、「Googleアカウント」「Googleパスワード」入力後、電話やSMSメッセージの確認が要求されます、これではメールソフトでは使えません。

実はGoogleでは「アプリパスワード」が用意されています。メールソフトでgmialを送受信したい時、メール側の「パスワード」はそちらを使用すればいいのです。2段階認証は不要で、各ソフト内にあるメール送信機能が使用可能となります。

■Gmailで「アプリパスワード」を取得しよう

■アプリパスワードの取得方法

https://support.google.com/mail/answer/185833?hl=ja

(Googleの解説ページ)

① Googleアカウントで「ログイン」します。(「Googleアカウントのパスワード」「2段階認証」が必要)

②「Googleアカウントを管理」を指定し、管理ページを開きます。左側の「セキュリティ」を選択します。

③『Google へのログイン』設定内の「アプリパスワード」を指定します。(再度「Googleアカウント」の「パスワード」入力あり)、「アプリパスワード」の設定用画面が出ます。

「アプリパスワードを生成するアプリとデバイスを選択してください」にて

「アプリ」-「メール」    「デバイスを選択」-「Windowsパソコン」
を指定して「生成」ボタンを押します。

④「アプリパスワード」が発行されます。(16文字) この文字をコピーしておきます。

■バックアップソフト側の設定

▼Paragon イメージバックアップ 12 Server の場合

【1】送信メールの設定

「ホーム」-「設定」-「通知」-「認証情報」-「通知オプション」に進みます。
「SMTPサーバー」にマークを入れて、「SMTPサーバー構成」をクリックします。

「ログイン:」欄をクリックして「認証情報を構成」を選択します。「ユーザー名(アカウント)」と「パスワード」を入力します。

「通知オプション」画面に戻り、最下段にある「テストメール送信先」を入力して「送信」ボタンを押します。「テストメールは正常に送信されました」と表示されたら、テストメール受信者のメーラーをご確認ください。件名「テストメール」が届いてたら送信先の設定とテスト完了です。

【2】送信先メールの設定

「ホーム」-「設定」-「通知」-「認証情報」まで進みます。「SMTPサーバー 設定済み」となっている下の欄に送信先メールアドレスを1行ずつ入力します。こちらで設定されたメールアドレスはどのタスク処理も通知先とします。

【3】バックアップウィザードでの設定

バックアップウィザードを進めて「ウィザードの完了」画面で、「タスクの実行結果をメール送信」にチェックを入れます。(こちらの画面でメールアドレスを追加、削除もできます) 「すべて通知」するか「失敗した結果を通知」するか設定します。

テストメールの場合は件名「テストメール」が届きます。
バックアップ結果については「バックアップ_20221117_1132: 成功」のような件名で届きます。

▼LB ファイルバックアップ 4 Pro の場合

ソフトを起動し「オプション」-「レポートメール」を指定します。

左下の「テスト送信」ボタンを押して、テストメール送信に成功しました。

と出たら宛先側に届いているか、確認します。実際の結果メールは翌日のバックアップから届きます。

▼LB ファイルバックアップ4 Serverの場合  件名「Air Back for File Server からのお知らせ」

▼LB ファイルバックアップ4 Proの場合  件名「ファイルバックアップ 4 Pro からのお知らせ」

という件名です。

ここでは、バックアップソフト内の設定でご案内していますが、OUTLOOKその他のアプリのメールソフト等でGmailを使用したい時はこのアプリパスワードを使用します。

ダブルクリックでいつものバックアップを実行 【オプション】


こちらの記事の補足です。
→→ ダブルクリックでいつものバックアップを実行- LB イメージバックアップ12 Pro

下記についてご紹介いたします。
■ バックアップの完了後にPCの電源を切りたい場合
■ batファイル実行時の黒いDOS画面を表示させたくない場合
      

       

■ バックアップの完了後にPCの電源を切りたい場合

『 ダブルクリックでいつものバックアップを実行- LB イメージバックアップ12 Pro 』の手順「3,」でオンデマンドバックアップを選択し、「編集」をクリックしてください。

 
「バックアップ完了後にシャットダウン」にチェックを入れて、「保存」をクリックしてください。

オプションに「バックアップ完了後、コンピューターをシャットダウン」が追加されていることをご確認ください。
「次へ」すすみ、ウィザードを「完了してください。

   

ウィザードを完了しましたら、LB イメージバックアップ12 Proをいったん終了します。
そのあとは、こちらの記事の「5、」の手順から 続けて設定してください。

        
      
            
■ batファイル実行時の黒いDOS画面を表示させたくない場合

vbsファイルを作成して、vbsからbatファイルを実行するようにすると、黒い画面を表示させずに実行できます。
    
メモ帳に下記をコピーして貼り付けてください。
D:\Cドライブのバックアップ.bat 」の箇所は、ご自身で作成したbatファイルのパスに差し替えてください。

Dim oShell
Set oShell = WScript.CreateObject (“WSCript.shell”)
oShell.run “D:\Cドライブのバックアップ.bat”,0
Set oShell = Nothing

メモ帳を保存後、拡張子を「txt」から「vbs」に変更します。

バックアップを実行したいときは、このvbsファイルをダブルクリックしてください。

ダブルクリックでいつものバックアップを実行 - LB イメージバックアップ12 Pro

『LB イメージバックアップ12 Pro』 には、スケジュールバックアップ機能がありますので、曜日や時間などを指定して自動でバックアップを行うことが可能です。

また、バックアップ元、保存先 だけあらかじめ指定しておいて、任意の時間に実行する「オンデマンド バックアップ」も設定可能です。

この記事では、「オンデマンド バックアップ」を 『LB イメージバックアップ12 Pro』 を立ち上げるというひと手間をはぶき、ダブルクリックで実行する手順をご紹介いたします。

スケジュール バックアップでは、設定時刻にPCの電源が入っている必要がありますが、その時間が読めない場合や、
      
オンデマンドバックアップで、その都度 LB イメージバックアップを立ち上げるのが面倒になってきた・・・・・という場合などにお試しください。
※ サポート外の使い方です。ご利用は自己責任の範囲でお願いします。
                  

■ 設定手順
LB イメージバックアップ12 Proのスケジュールバックアップ機能を応用して、バッチファイルを作成します。
       

1,LB イメージバックアップ12 Proを起動し、スケジュールバックアップウィザードを立ち上げます。

   


        

2,ウィザードにそって進め、バックアップ対象と保存先をそれぞれ指定します。
例では、ディスク0全体を、Hドライブにバックアップします。




3,タスクを開始するタイミングでは、「オンデマンドバックアップ」を選択してください。

  

4,ウィザードを完了すると、タスクスケジュールが作成されます。



     

        


5,ここでいったんLB イメージバックアップを閉じてください。

6,スタートボタンを右クリックし 「コンピュータの管理」を開きます。

         

7 , コンピューターの管理画面が開きましたら、「タスクスケジューラ」-「タスクスケジューラ ライブラリ」を開きます。「Paragonタスク・・・・」で始まるタスクがありますので右クリックし「プロパティ」を開いてください。

           

8 , 「操作」タブから「編集」をクリックします。

             

9 , 「プログラム/スクリプト」欄の内容を丸ごとコピーし、これを「メモ帳」を開いて貼り付けてください。

10 , 先頭と最後に「 “ 」を入力します。

11 ,「・・・ exe”」のあとに、半角スペースを一つ入れてください。
     
         

12 , 次に、「引数の追加」欄の内容を丸ごとコピーし、先のメモ帳に続けて貼り付けます。

     
         

13 , 下記のような内容になります。適当な名前を付けて、デスクトップに保存してください。

                 


       

14 , 保存したテキストの拡張子を「bat」に変更します。

15 , 以上でbatファイルの作成は完了です。
    
     

■ バックアップの実行   
バックアップを実行したいときに、このbatファイルをダブルクリックしてください。

ユーザーアカウント制御のメッセージが表示された場合は、「はい」で続行します。

下記の黒いDOS画面が表示される場合がありますが、進捗状況は表示されません。
(黒い画面が表示される場合は、この画面が自動的に閉じたら、バックアップ完了です。)

                 

しばらく時間をおいて、保存先ドライブをご確認ください。

   

※ バックアップを繰り返し実行する場合、batファイルをダブルクリックする
  たびに、バックアップデータは常に上書きされます。
  上書きしたくない場合は、フォルダ名をわかりやすい名称に変更してから、
  次のバックアップを実行してください。


c(*゚ー^)ノ*・’゚☆
   

次の記事では             

■ batファイル実行時のDOS画面を表示させたくない場合
■ バックアップ完了後にPCの電源を切る場合  について、ご紹介いたします。