OSをクリーンインストールする時間比較

間もなく、Windows10が販売開始されます。

これでWindowsNT系のOSは、WindowsNT、Windows2000、WindowsXP、WindowsVista、Windows7、Windows8、Windows10と7世代目となります。

OSのインストール方法もかつてはフロッピー起動でしたが、今はCD起動から、DVD起動に進み、Windows10ではインターネット経由の「アップグレード」もあるようです。

さて、お問合せや各ソフトの動作テスト等でOSのセットアップを何十回も行います。感覚としてWindowsXPよりWindows8はインストールが早くなりました。そこで具体的にどのくらい早くなったか記録してみました。

■テスト環境

パソコンスペック  CPU:Intel Core2 Duo E7200 2.53GHz メモリ4GB
インストール時にインターネット更新を避ける為、インターネット接続なし(LANケーブルを外して)。
時間はCD/DVD起動の読み込み開始からインストール後再起動してログイン名などの設定後、通常のデスクトップ画面が出る迄。ネットワークドライバ、サウンドドライバ、ビデオドライバ等は未設定。WindowsUpdateもしない状態。

懐かしかったり、新しかったりの各画面

■インストール先ハードディスクは1TB(931GB)。ただしWindows2000はセットアップCDは1TBのパーティションを認識できない為、30GBのパーティションを作成してインストール。他のOSは1TBをそのまま使用してインストール。

■MBRディスク環境。32ビットOSで統一。さあ結果は! 以下の通り

(すべての環境での速度を保証するものでありません。CPU、メモリサイズ等で時間が変わります)

3TBハードディスクのエラーチェック時間

3TBのハードディスクで、Windowsの不良セクタ検査を実行するとどのくらい時間がかかるのか試してみました。

PCは、corei7 3.40Ghz 、4GBRAM  Windows8.1×64
以下のハードディスク構成で、Cドライブに対して実行しました。



エラーチェックは、パーティション操作やコピー/バックアップ前にお願いしていますが、特にWindows8以降は、面倒ですがこちら のコマンドプロンプトを使用したエラーチェックのほうが、詳細が把握できておすすめでです。


*結果*

●ファイルシステムのチェックと修正のみ(CHKDSK /F)
開始0%から100%完了まで。 2分30秒

エラーチェック結果(Wininit)にはStage1~3 が記録され、
「Cleaning up *」の結果を確認できます。


●不良セクタ検査+ファイルシステムのチェックと修正(CHKDSK /R)
およそ9時間半。

エラーチェック結果(Wininit)にはStage1~5 が記録され、
「0KB in bad sectors」かどうか確認できます。
Stage4と5は、不良セクタの検査でセクタを1つずつ調べるため時間がかかります。

朝9時過ぎから初めて、18時ごろ見ても、画面は「10%」のままでしたので、
「○%完了しました。」の表示はあまり気にされなくてもよいようです。





Wininitを添付します。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆

「Cleaning up 118」、「0KB in bad sectors」でした。↓↓↓
・・・・ちなみに2回目(CHKDSK /F)で「Cleaning up 30」、3回目で「Cleaning up 14」になりました。


NASって何?

ネットワークを家庭内で構築する人も増えてきました。

ルーターを使用して、家庭内では無線LANで家庭内ネットワークしたり、wifiルーターを使ったりしてる方も多いと思います。
ネットワーク環境があればデータの保存を、パソコンに直繋ぎのUSBハードディスクではなく、個人レベルでネットワークにデータの保存・共有できる「NAS」が使用できます。

「NAS」とは「Network Attached Storage」の略で、ネットワーク接続されたストレージ(記憶領域)の意味です。

ネットワークに対応した「スマートフォン」「ipod」「Windowsパソコン」「Macパソコン」「携帯電話」「テレビ」「タブレット」「デジカメ」等からデータを保存できますので、スマートフォンで撮影した写真を「NAS」に保存して、パソコンから使用するなんてことが簡単にできます。最近ではテレビ録画したものも対応している様子です。

「NAS」はどうして、Windows以外からのデータも保存できるのでしょうか。

実は「NAS」の中身には、データ保存用ハードディスクとは別に「システム」(OS)が入っていて、そのOSが、相手がWindowsでもMacでも、スマートフォンでも関係なくデータを保存します。その為、直接NASはパソコンに無理に接続しても読めません。(接続用USBポートも、パソコンと同様に「受け」口だけで接続は出来ません)

個人向けNASには「Linux」、法人向けには「Windows ServerOS」が使用される事が多く、OS内の「ファイル共用ソフト」として「Samba」等が使用されています。

また最近は、外付けハードディスクに「簡易NAS」用のルーターを接続した簡易的なNASもありますね。

外付けハードディスクのメーカーが販売している「ネットワークハードディスク」、「個人向けNAS」専用機は設定などでも中身は意識させないようになっていますが、水面下で別OSが頑張って働いているのです。

CD起動でバックアップをするとタイムスタンプが…

LB イメージバックアップ 11ではPE版の起動CDを、WindowsXP/Vista環境ではAIKを使用して「PE3.0」を。Windows7/8/8.1環境ではADKを使用して「PE5.1」の起動CDを、それぞれ作成します。

このPE版の起動CDでバックアップを取ると、作成日時がアレレレ?となる事があります。具体的な事例をご紹介します。

■PE3.0でバックアップした時やインストールして、Windows上からバックアップした時

インストールしてバックアップすると作成されたバックアップフォルダは正しく日時を表示します。PE3.0の起動CDでCD起動でバックアップしても問題はありません。

バックアップ後、作成されたフォルダ側のタイムスタンプ

■PE4.0やPE5.1のCD起動でバックアップした場合

PE5.1(Windows8.1ベース)では

■原因

PE5.0版の起動CDで、通常のフォルダを作成してもタイムスタンプは時間がプラス8時間(正確にはマイナス16時間なのですが日付は変わりません)となります。これはPE5.0内の時刻が「太平洋標準時間」になっている為でした。

■バックアップ後、作成されたフォルダ側のタイムスタンプ

■Paragon製品の調節機能

PE版の起動CD内には「Paragon製品」が含まれており、実はバックアップ作成するデータの時間帯を日本用に「プラス9時間」として正しく修正する仕様です。PE3.0では、PEが「マイナス9時間」のグリニッジ時間を使用しますからプラスマイナスゼロで正しい日本時間が記載されます。
PE4.0や5.1ではPE版が「プラス8時間」し、Paragonで更に「プラス9時間」する事で、記載時間が計プラス17時間先行します。

という事で、PEバージョンによって内部の採用時間がこそっと変わってる事で、バックアップデータの作成日のタイムスタンプが変な事になってしまっているのでした。

なお、タイムスタンプが変でも復元作業時には正しい時間でイメージが表示されますのでご安心を。

外出先などでショッピングする際に

外出先や自分のPC以外で、買い物する場合、ログイン情報やカード番号の履歴が残らないか心配になりませんか?

ブラウザには履歴などを一切残さないモードが用意されています。以下の方法で起動することができます。100%の保証はできませんが、通常にアクセスするよりははるかに安全性を高めることができます。

●IEの場合
IEを起動し、設定ボタンから[セーフティ]-[InPrivateブラウズ]を選択して起動します。

●Chromeの場合
Chromeを起動し、設定ボタンから[シークレット ウィンドウを開く]を選択します。

●Firefoxの場合
Firefoxを起動し、設定ボタンから[新しいプライベートウィンドウ]を選択します。

外出先でもIDやパスワードを持ち運べるSticky Passwordを使用すれば、上記モードでも安全に簡単にログインすることできます。Sticky Passwordには、USBメモリで持ち運べるポータブル版が用意されていますので、一つ作っておくと便利です。
プライベートモードとStickyを組み合わせれば最強ですね!

Sticky Password 7.0 デスクトップ版

Sticky Passwordについてはこちらのページをご覧ください。