2015年 ありがとうございました

2015年最後の裏ブログです。裏ブログ4度目の年末の挨拶です。

2015年も激動の「IT」関連の進化の日々でした。この間までWindows8/8.1なんて言っていたのに、もうWindows10が普及しています。Windows10はWindows7等に近い起動画面の為、Windows8系よりも受け入れやすかったせいもありますし、Microsoftからの自動更新で導入を促されるせいもあるのでしょうか。

ライフボート製品もWindows10対応が揃っていますので、是非ともWindows10用のアップデートが必要な方は「ダウンロード」コーナーへお進みください。

毎年お勧めしていますが、年末や新年のキリのタイミングは、区切りとして覚えて置きやすいタイミングです。是非とも『バックアップ』を実施しましょう!

デバイス的にはHDD的にはSSDとの価格差が縮まって来ました。USBメモリ、SDカードも容量もどんどん増えていきますね。最近では2GBのUSBメモリでさえ探すのが大変です。
パソコンの小型化も進み、タブレットと間違うばかりの「2 in 1」「3 in 1」等も増えています。
昔はパソコンが起動できない時の回復に「フロッピー起動でコマンド入力」しましたが、廃れて「CD起動で自動修復」の時代になりました。今は「USBメモリ起動」に変遷しようとしています。ソフトのインストールもパッケージ販売のCD製品が廃れて、インターネット必須のダウンロードインストールになりつつあります。
目まぐるしく変わる情勢ですが、2016年はどんな技術が生まれて、どんな流れとなるのか。楽しみですね。

■年始年末のお知らせ
サポート窓口
◆ 年内最終受付日   2015年12月25日(金) 17:00まで
◆ 年始受付開始日   2016年1月5日(火) 10:00から
電子メールのお問合せは、年末年始の期間も受付は可能ですが、返答は年始営業開始日以降となります。
なお、通常よりご返信にお時間がかかる場合がございます。予めご了承頂きますようお願いいたします。
良い年の瀬を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。来年も何卒よろしくお願い致します。

「エクスプローラー」!?(初心者向け)

Windows XPではパソコンの内部を見たい時はデスクトップにある「マイコンピュータ」のアイコンをクリックしました。
Windows Vista、Windows 7でも同様にデスクトップに「コンピュータ」ってアイコンがありましたので、これをクリックしてパソコン内部を確認しましたね。(デスクトップアイコンはなくても「スタート」メニューの「コンピュータ」からも進めますし、この「コンピュータ」の上で右クリックして「デスクトップに表示」にすれば表示されます)

Windows 8/8.1/10になると、デスクトップに「コンピュータ」というアイコンがなくなりました。
「スタート」から「コンピュータ」に進んで、各ドライブや「ドキュメント」「ビデオ」「ピクチャ」探していた人は、いちいちUI画面に戻して「PC」を探したり、Windows10だと「スタート(タイル部分)」から「PC」を探したり、結構面倒だったり、手間が大変です。(詳しい人はタスクバーにピン留めされているかもしれませんね)

実は「コンピュータ」「マイコンピュータ」って言われているものは、別名でずっと分かりやすい場所にあります。それは「エクスプローラー」という名称です。エクスプローラーとは「探索者」の意味です。Windows95の時代から綿々と、「スタート」ボタンの上で右クリックすると「エクスプローラー」は選択できます。

実はWindows7以降はタスクバーに「エクスプローラー」アイコンが常駐しているのです。が、、、

いまいち「マイコンピューター」イコール「エクスプローラー」の認知度も低く、「アイコン」のデザインも口頭で説明しにくい形状です。

更に「インターネット エクスプローラー」のブラウザの方が有名になってしまって(タスクバーでは隣にいたりする)いるため、『タスクバーの「エクスプローラー」を選択してCドライブを…』とご案内していると、「yahooのホームページが出ている」なんて食い違いが…。
そんなこんなで意外にタスクバーの「エクスプローラー」からの説明はやりにくかったりします。

「関連付け」その2 (やや中級者向け) 後篇

「レジストリ」というWindows内部のデータベースを管理するものがWindows内部にあります。

例えばWindowsにソフトをインストールすると「コントロールバネル」の「プログラムのアンインストール」の一覧に追加されますね。アンインストールはここから実施ししますね。

この「プログラムのアンインストール」用の一覧の情報がどこにあるかというと、「レジストリ」にあります。何かの問題でアンインストールできなくなったり、プログラムの異常で手動で消す時等も触ります。

先回「関連付けのない」データに手動で「関連付け」してしまった場合、Windowsの標準的な画面では、クリアすることが出来ないので、直接このレジストリ内部の 『「****.spdb」は「Word」を使用して開く』 という情報を消す事となります。

レジストリは「スタート」-「すべてのプログラム(アプリ)」にはありません。大切なWindowsのデータベースですので、間違って触ればWindowsが正常に動作できなくってしまうからです。今回、ご紹介はしますが、レジストリは、バックアップを取った上で、自己責任で触ってください。

まず「レジストリ」を触るには「レジストリエディター」という画面を表示する必要があります。「スタート」ボタンで右クリックして「ファイル名を指定して実行」をクリックします。入力窓が表示されたら

regedit

と入力して「OK」します。「レジストリエディター」が起動します。

通常のファイルやデータと異なり、ここでは各項目を「キー」と呼びます。キーの前のマークをクリックして展開し、階層を下記位置まで進みます。レジストリは大変項目が多く、似た名前のものが並びますので、間違えない様十分ご注意ください。

「HKEY_CURRENT_USER」内の「Software」内「Microsoft」-「Windows」-「CurrentVersion」-「Explorer」-「FileExts」に進みます。

この「FileExts」の以下には拡張子が並んでいます。間違えない様目的の拡張子を探します。

ここに「関連付け」されたデータベースが存在します。「.spdb」キーの中身を確認するとWordで開く情報が記録されているのが判りますね。この「.spdb」キーを選択して右クリックし「削除」を指定します。(サブキーのOpenWithListではなく、その上の「.spdb」キーを指定)

確認画面が出ますので「はい」を指定します。これで終わりです。「レジストリエディタ」を閉じて、パソコンをログオフしてログインし直すか、再起動します。元のアイコンに戻ります。

簡単ではありますが、間違えると何が起こるか判りません。レジストリの案内は率先してできるものではありませんので、何かのデータを開こうとして「このファイルを開く方法を選んでください」と出たら指定しない事が一番です。

「関連付け」その2 (やや中級者向け) 前篇

以前、

関連付けってなに(初心者向け)

という裏ブログで、関連付けの設定や変更方法をご案内致しました。この記事は、既に関連付けがあるデータを、別のものに関連付けた時の変更の話でした。データは何千種類もあり、全てのデータが関連付けされて、存在するわけではなく、最初は「関連付け」がされていないものも沢山あります。

そういったアイコンは書類のようなアイコンで、場合によっては真ん中に何かのマークがあったりします。

さて、Sticky Password シリーズで「バックアップ」の為に、エクスポートすると「暗号化」して保存したものは、Sticky Password 用のアイコン(spbd形式)になります。関連付けがないため、書類の真ん中にSticky Passwordのマークがあるアイコンです。ダブルクリックすると関連付けられていない為、何のプログラムで開くかの確認画面が表示されます。

ここで無理に開こうとして「その他のオプション」から「Word」を指定してみても、暗号化されている為通常の文章として読むことはできませんでした。

ただ一度開くプログラムとして「関連付け指定」してしまうと…アイコンが、その関連付けしたデータに変わってしまい、今後は、勝手にWordで起動してしまいます。

この「関連付け」外そうとしても「このファイルを開く方法を選んでください」の中には、関連付けを消す、もしくはクリアする設定がありません。一度関連付けしてしまった元々「関連付けがない」データから「関連付け解除」する方法はここにはないのです。

この関連付けの情報は「コントロールパネル」-「プログラム」-「既定のプログラム」-「ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連付け」で確認できます。

本当に、これを解消する方法はないでしょうか。調べてみると実はレジストリを変更する事で対応可能でした。

レジストリとはWindowsの一部で、出来る限り触るのは避けたい(サポート的に)部分です。ヘタに触るとWindowsが壊れてしまう事もあります…。続きは次回!

Windows10の新ブラウザEdgeの”お気に入り”

Windows10の新ブラウザEdgeにも”お気に入り”があります。

実体は以下のフォルダに保存されています。かなり深く、AppDataは表示オプションで、”隠しファイル、フォルダーを表示する”を選択しないと参照できません。

C:\Users\<ログインしているユーザ名>\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe\AC\MicrosoftEdge\User\Default\Favorites

これで、Edgeのお気に入りのバックアップもできそうでしたが・・・、フォルダ内のファイルをバックアップしておいても、リカバリーした際などにファイルを丸ごと戻すだけでは、復元できませんでした。Edgeのお気に入りは、実体ファイルだけでなく、レジストリにも書き込まれているようなので、簡単にバックアップと復元はできないようです。