ビデオ撮影した動画に入る時刻

デジタルビデオカメラで動画を撮影すると、再生環境によって画面内に何年何月何日何時何分が入ります。デジテルビデオカメラの液晶画面側で再生している時はカメラ側に時刻の表示オンオフができます。パソコンに取り込んで再生ソフトで見ると表示されない事が殆どです。

このmts、m2ts形式の動画を「ConvertX to Video」で取り込んで、DVDビデオに変換すると画面に時刻表示が出てしまい、驚く事があります。

実は、この日付時刻表示、撮影時に動画に記録されているのです。再生側でこの表示をオフにしているだけで、ConvertX to Videoに取り込むとこの表示が現れます。
この表示を出さない方法は、ConvertX to Videoで「詳細編集」にて可能です。この動画の「詳細編集」をクリックしてみると

動画と音声だけのトラックの下に、黄色の帯部分が増えています。これは「字幕」と同様の色ですが、字幕でなく日付時刻データです。この冒頭のチェックを外します。

上の「保存して閉じる」後に、開始から変換すれば、時刻表示のない動画として書き出せます。

Windows 10 Creators Update後のコントロールパネルの位置

Windows 10は大規模アップデートして4月11日からWindows 10 Creators Update(クリエイターアップデート)を公開しました。

大規模Updateがあると、画面回りや各メニューの位置が変わることがあります。今回のアップデートでは「コントロールパネル」のメニューの位置が分かりにくくなっています。「プログラムのアンインストール」やら「ユーザーアカウント」追加などで「コントロールバネル」は使用されますね。

Windows7の場合は「スタート」を押した中にありました。Windows8から今までのWindows10までは「スタート」ボタンの上で右クリックして出てくるメニュー内にありましたので、簡単に「コントロールパネル」が選択できました。

Windows 10 Creators Update後には、右クリックの中から「コントロールバネル」がなくなり、その位置には「設定」が存在します。「設定」からは「プログラムのアンインストール」はできませんね。

どこにいったのか探してみましたら「スタート」-アプリの一覧内の「W」-「Windows システム ツール」-「コントロールパネル」に移動しています。

ちょっと不便?とおもったのですが、この「コントロールバネル」を右クリックすると代表的なメニューがショートカットされるようになっていました。これは便利です。

位置が分かりにくくなりましたが、運用的には便利になりました。位置のデメリットは右クリックして「スタートにピン留め」しておけば解決です。ここからでも右クリックショートカットが使用できますので、カスタマイズをお勧めします!

ちなみに他の「スタート」ボタン右クリックのメニューを見比べると、他に「コマンドプロンプト」「コマンドプロンプト(管理者)」はなくなって、同位置に「Windows PowerShell」「Windows PowerShell(管理者)」がありましたが、これで今までのchkdskのコマンドでチェックディスクしてみましたら問題なくできますので、ご安心を!

ドライブのアイコンが変だ?!

「エクスプローラー」で本来「ローカルディスク」であったハードディスクの「ドライブ」のアイコンが、なぜかソフトのアイコンになってしまう事があります。
これは、CDドライブにインストール用のCDを入れた時に、そのソフトのアイコンになる事と同じ現象が発生しています。CDは取り出せば元のCDドライブに戻せますが、ハードディスクの「ドライブ」はそうは行きません。

では、どうしてこうなってしまったか、対処はどうするのでしょうか。

発生する方は恐らくダウンロード版のプログラムを購入していて、ダウンロードしたプログラムアイコンがドライブアイコンとなっているはずです。ダウンロード製品は、購入後解凍してからインストールを実施します。この時に「CD内と同じデータ」を解凍して保存します。通常は「ダウンロード」フォルダがダウンロード保存先で、展開もここにするのですが、間違えてドライブの直下へ解凍展開してしまった場合、CDの中身と同じものが直接ドライブ直下に出来てしまいます。

CDの中にある「Autorun」といくつかのデータが、CDを挿入すると認識して自動起動する機能を持っているのですが、それがアイコンデザインを変える機能を持っています。
これがドライブの直下にある為、展開直後は気づきませんが、パソコンを再起動すると、ハードディスクドライブのアイコンが、ソフトのアイコンになってしまいます。

こんな時は慌てず、【インストールが終わってればダウンロードしたデータは不要です】 インストール済みであることを確認してから、ドライブの直下を確認します。(「エクスプローラー」の「表示」で「拡張子」を見えるようにして確認しましょう)

この4つのデータがあるはずです。(ここでは「ib11.ico」ですが「.ico」のデータ名はダウンロードしたソフトによって異なります。目安として、変わってしまっているドライブアイコンと同じデザインで表示されています。)

これを削除してから、パソコンを再起動すれば元に戻ります。


ダウンロード購入されたソフトによって、これ以外に「Install」フォルダ「Manual」フォルダ等インストールプログラム本体のフォルダもありますが、命名が様々ですのでこちらは割愛します。

Audialsのプレイリスト活用

以前の記事で

Audials Tunebite 2016 Platinum 【マイプレイリスト】について

をご案内いたしましたが、この「プレイリスト」は別の運用にも活用できます。

Audialsでは録音したり、録画した動画から音声だけに変換した等の「MP3」データから音楽CDを作成できます。この時に同じ曲だけCDを何枚も作成したい時にも「マイプレイリスト」が活用できます。

①まずは「プレイリスト」を新しく作成し、好きな曲だけを集めてみましょう。(お好きな曲だけ集めたコレクション音楽CDと同じようになります) もちろん動画でも「ブレイリスト」を作成できますが、今回は音楽だけ集めます。

「プレイリスト」をクリックして「新規」を指定し、「名前」を付けます。

②ブレイリストに「メディアセンター」-「音楽」から、曲をドラッグして指定します。

④曲を足します。画面下には合計時間が表示されますので目安にします。

⑤これで好きな曲だけ集めたブレイリストが出来ました。CDにするときは作成した「プレイリスト」を表示しシフトキーを押しながら全曲を指定してから、右クリックして「送る」-「ファイルをCDに書き込む」を選択します。「CD書き込みウィザード」が表示されます。「音楽ディスク」にマークして「次へ」と進めると毎回同じ曲の組み合わせのCDが作成できます。

なおAudials Tunebiteでは曲の順番は「ファイルの作成日順」「アーティスト(アルファベット)順」「ジャンル別」しか指定ができません。もしお好みの順にしたい時はWindowsMediaPlayerなどで作成して下さい。

動画ファイルのビットレート

以前、「音声ファイル」のビットレートについて簡単にご案内しましたが(『MP3について(その3)』『MP3について(その4)』)、今回は、「動画ファイル」のビットレートと、この「動画ファイル」のビットレートをAudials One 2017での録画時に変更する手順についてご案内したいと思います。

動画ファイルは、音声ファイルの場合と違ってビットレートは1つではなく、映像の部分と音声の部分でそれぞれ個別にビットレートが設定されております。


動画ファイルの「プロパティ」で「詳細」のタブに表示されているものの内、【ビデオ】の部分にある「データ速度」が映像のビットレートで、【オーディオ】の部分の「ビットレート」が音声のビットレートです。【ビデオ】の部分にある「総ビットレート」は、この2つのビットレートの合計を表しています。

基本的には、映像の部分のビットレートが高ければ画質が良くなりますし、音声の部分のビットレートが高ければ音質が良くなります(ただ、どれだけビットレートを上げても変換元の状態より良くはなりません)。

■【動画を録画する際のビットレートの変更手順】

録画される動画ファイルのビットレートを変更する際は、下記の手順にて行います。


1.Audials One 2017を起動し、左側メニューから「動画の保存」を選択します。


2.画面下部の「形式:」の部分をクリックし、「出力形式」のウインドウが表示されたら、「変換:」の「すべてのファイルを次の形式で変換して作成する:」にチェックを入れます。


3.次に「ビデオファイル:」(デフォルトでは「WMV-WMV7 最高品質」の部分)をクリックし、録画する際の形式を選択します。
※以下は、「WMV-WMV7 最高品質」で録画する場合のものとしてご案内致します。


4.「WMV」→「WMV7 最高品質」にマウスカーソルを合わせて青色になった右側の箇所に、「>>」のアイコンが表示されますので、この「>>」をクリックし、更に表示される「これに基づいた新しいプロファイルの作成」をクリックします。


5.「ビデオプロファイルの設定」ウインドウが表示されますので、左側の「ビデオのプロパティ」の「ビットレート」(ビットレートを変更する場合は「VBR」のチェックは外します)と、右側の「オーディオのプロパティ」の「形式:」を変更します。
例として、今回は映像のビットレートは「1440」、音声のビットレートは「320kbps」に変換します。
変更後、「OK」を押して「ビデオプロファイルの設定」ウインドウを閉じます。
(「ビデオプロファイルの設定」画面の左上の「プロファイル名」はそのままでもいいですが、ご自身で分かり易い名前に変更して頂いても構いません。デフォルトだと「カスタムWMV~」となります)


6.「出力形式」画面に戻ったら「OK」をクリックし、「出力形式」ウインドウも閉じます。
動画ファイルのビットレート設定が変更され、設定はカスタムプロファイルとして保存されます。今後はこの設定で録画が行われます。


7.実際に録画をお試し頂き、録画した動画ファイルの「プロパティ」からビットレートをご確認下さい。

■【作成したカスタムプロファイルの削除手順】

作成したカスタムプロファイルを削除したい場合は、下記手順にて削除を行って下さい。


1.Audials One 2017を起動し、左側メニューから「動画の保存」を選択します。


2.画面下部の「形式:」の部分をクリックし、「出力形式」のウインドウが表示されたら、「ビデオファイル:」の出力形式をクリックします。


3.削除したいカスタムプロファイルにマウスカーソルを合わせて青色になった右側の箇所に、「>>」のアイコンが表示されますので(ご利用の環境やディスプレイの設定によっては「>>」が表示しきれていない場合もございますが、その場合は青色になった箇所の右端をクリックすれば表示されます)、この「>>」をクリックし、更に表示されるメニューから「プロファイルの削除」をクリックすれば削除されます。