iPad当たりました!(詐欺に注意 その2)

Google Chromeを使ってニュースを見ていたら、突然こんな画面が表示されました(ネットアクセスの分析テストをしているのでニュースサイトは普通の人よりも頻繁に利用します)。なんと、私は幸運にも無作為に選出された10人のうちの一人として無料でiPad Air2をゲットできるのだそうです。
【注意】もしこの画面に遭遇したら、すぐにブラウザを終了してセキュリティソフトを使ってPCをスキャンすることをお勧めします。今回はChromeですが、以前Firefroxの利用中にもこの当選画面を見たことがあります。

ただし、次のクイズに正解しなければいけないようです。とても簡単な問題ですが、ネット情報によると、ハズレても問題ないらしいです。

見事正解しましたが、商品はiPadではなく、Movie Card Streaming なってしまいました(聞いたことありませんが、13,000円相当の音楽配信サービスチケットのようです)。選択ボタンを押すと…

入力フォームへ進むよう促されます。

来ました。ここで個人情報の登録です。ここでデタラメな情報を登録して何が起こるか見る手もありますが、そんな暇も無いのでこの辺で終わりにしておきます。

【説明】
これは典型的なフィッシング(Phishing)です。
「フィッシング」はfishing(釣る)とsofisticated(洗練された)を組み合わせた造語で、「だまして釣る」という意味になります。
メッセージの通りに操作を進めても結局は何も貰えず、最終的にはクレジットカード番号や口座番号を盗まれて終わることになるはずです。
更に、個人情報の収集を目的としたツールのダウンロードやインストールを求められる可能性もあります。
画面をご覧のとおり、秒読みを実行して考える時間を与えないようにしたり、クイズを仕組んだりと、なるほど、洗練されたつくりにはなっています。

Windowsセキュリティシステムが破損しています(詐欺に注意)

先日、IEを起動してニュースを見ていたら、いきなりこんな画面が表示されました(超メジャーポータルから普通のニュースを閲覧中)。
もし、この画面が表示されたら、IEを終了させるか、タスクマネージャーからIEを強制終了することをお勧めします。ブラウザがフリーズしたり、「終了」をクリックしても勝手に再起動して同じ画面が何度でも表示される場合がありますが、その場合もタスクマネージャーから終了させればトラブルは回避できると思います。「×」以外のボタン「続行」「更新」「ダウンロード」等は押さないでください。


如何にもありそうな危険表示ですが…


セキュリティシステムが破損しています

これは詐欺です! ブラウザの強制終了をお勧めします!!

ブラウザの強制終了方法

「プロセス」タブから「Internet Explorer」を選択して「タスクの終了」をクリックします。

※ブラウザの終了後は念のため、セキュリティソフトでPCをスキャンしてマルウェア等の侵入がないかチェックしてください。

【説明】
これは「詐欺警告」「ダウンロード爆弾」などと呼ばれているものです。
メッセージに従って操作を進めていくと、システム修復ツールやセキュリティスキャンツール(偽物)をダウンロード・インストールすることになります。
それらのツールは「システムが破損している」等の偽診断をして、ある電話番号(03で始まっていたりします)を示して、電話で指示を仰ぐよう促します。
電話をすると、「リモートでお客様のPCに接続して診断したいので、診断用のソフトをインストールしてください」と指示されるようです。
実際にニセのセキュリティソフトのインストールまでは試していないので、上記はネットの情報や聞き込みの話になりますが、電話までかけてしまうと、金銭的な被害に遭う確率が高まるので、速やかにブラウザを強制終了することをお勧めします。

画面はよく作り込まれており、ファイル破損までの秒読みが開始されたり、終了ボタンでブラウザを終了できなかったりするうえ、いかにもWindowsの一部であるかのようなデザインの警告が、03で始まる電話番号を表示するので、いきなりこの画面を見るとはじめは焦ります。
「Windowsセキュリティシステムが破損しています」で検索するともっと踏み込んでテストされた方の情報もあるので、自己防衛のために見ておかれるとよいかもしれません。

バックアップイメージファイルを、バーチャルPCで起動する<3>

バックアップイメージファイルを、バーチャルPCで起動する<2>から続きます。

■仮想PCで起動

『VMware』に、LB イメージバックアップ11 Pro でバックアップした仮想ハードディスクを設定しました。起動させます!



起動しません!!



思い当たることは、実機のUEFI環境ですが、仮想PCのUEFI設定はどうなっているのでしょうか。

こちらのサイトにありました。
https://freesoft.tvbok.com/freesoft/virtual/vmware_cd_bios.html



「vmxファイルを編集すればOK。」とあります。仮想PCの保存先を開くと、仮想PCの構成ファイルが並んでいますので、「.vmx」をメモ帳で開きます。



そして、最後の行に firmware = “efi” と追加して、保存。



再度起動(再生)を試すと、起動しました!!



実機と同様ログインすると、デスクトップが表示されました。仮想PCを「全画面」表示にすれば、 画面比率(アスペクト比)がおかしいのも解消します。大成功!



おしまい。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆


バックアップイメージファイルを、バーチャルPCで起動する<2>

バックアップイメージファイルを、バーチャルPCで起動する<1> の続きです。
<1>で実機のバックアップが完了しましたので、続いて復元させる仮想のパソコンを作成します。

■仮想PCの作成

例では『VMware』を使用します。下記より「VMware Workstation Player」をダウンロードしてください。


『VMware』をインストールし、起動します。

「新規仮想マシンの作成」をクリックします。


ウィザードにそって進みます。


仮想マシンで動かすOSを選択。今回はWindows 10×64です。


わかりやすい名前を付け、仮想マシンの保存先を指定します。


ディスクはこのあと付け替えるので、初期設定のまま「次へ」・・・


「完了」をクリックします。


仮想のパソコンが出来上がりました。


ここに、LB イメージバックアップ11 Pro で作成した仮想のHDDをセットします。




ハードディスクを選択して「次へ」


(推奨)のままでよいので「次へ」




「参照」ボタンをクリックし、<1>で作成したデータ(.vmdk)を指定します。


とりあえず、変換不要。


そのままでも問題ないかもしれませんが、紛らわしいので初期設定の空のハードディスクは「削除」しました。


↓ ↓ ↓

設定完了。「OK」をクリックします。


では、起動します・・・!!


バックアップイメージファイルを、バーチャルPCで起動する<3> へ 続く!!c(*゚ー^)ノ*・’゚☆

バックアップイメージファイルを、バーチャルPCで起動する<1>

LB イメージバックアップ11 Proでは、バックアップしたイメージファイルを、バーチャルPCで起動することが可能です。実機の環境を、バーチャルPCで起動できます。

VMWare、VirtualPC、Hyper-Vに対応しておりますが、VMWareを例に、バックアップと復元(仮想PCで起動)を試してみます。


■ バックアップ

現在使用しているWindows 10(Fall Creators Update)x64をバックアップします。LB イメージバックアップ11 Proを起動します。




バーチャルPCの形態を指定してバックアップするには、VDバックアップを選択してください。



ウィザードが起動します。「次へ」



バックアップ元を指定します。バックアップするHDDを選択してください。
例では、ベーシックGPTハードディスク1、250GBのM.2 SSD(Windows 10 x64)です。「次へ」をクリックします。



バックアップイメージの保存先を指定し、必要であれば、バックアップイメージにわかりやすい名称をつけてください。「バックアップ設定を変更」にチェックを入れて、「次へ」進みます。



「VDバックアップオプション」の画面で、使用する仮想PCを選択します。この例では『VMware』を使用します。「次へ」をクリック。



「バックアップを直ちに実行」をクリックします。



ウィザードが「完了」しました。



「適用」をクリックすると、バックアップが開始されます。


終了しました。



保存先ドライブを開いてみると、VMwareの仮想ディスクファイルが作成されています。



これを、仮想PCにセットします。<2>へ続きます。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆