差分/増分バックアップ まとめ

LB イメージバックアップ11 Pro SP1には、従来の「差分バックアップ」に加えて、「増分バックアップ」も行えるようになりました。差分と増分の違いや、メリット/デメリット等、詳細はこちらをご参照ください。

差分も増分も、元となるバックアップデータを最初に1回とり、その後、初回と異なるセクタだけをバックアップします。あくまでセクタレベルの差分/増分です。

※追加した分の「ファイル」の差分ではありません。データをこまめにバックアップしたい場合は、LB ファイルバックアップ4 Proをご参照ください!


差分/増分の復元時は、元データと、差分増分データがきちんとそろっていないと復元できなくなりますので、データ管理の面では若干手間になります。システムのバックアップにまだ慣れていない場合は、毎回フルバックアップを実行されることをおすすめいたします。

差分/増分が必要な場合、ソフト特有の動作と初期設定を把握しておけば、ご利用がスムーズになりますので、ご参考にされてください。


●初回(ベースのバックアップ)
差分:バックアップウィザードを使用。
増分:VDバックアップウィザードを使用。


●ベースのイメージの名前

差分ベース:「arc_日月年 世界標準時間」 変更可。
増分ベース:「Backup_HDDバックアップ元ディスク番号_年月日_日本時間」変更可。


●差分/増分実行
初期設定で、ベースのイメージと同じフォルダ内に保存されます。

差分ファイル名:
「diff_日月年 世界標準時間 」。ファイル名、保存先変更可。
増分ファイル名:ベースを選択すると、ソフトが自動でネーミングし、変更不可。(コメントは記載可)保存先も変更不可。


●ベース1回、差分/増分それぞれ2回実行。保存先を見ると、、
差分:
増分:


●復元時の画面 メディア起動時
システムを復元する際は、CD/USB起動で復元操作を実行します。
復元ウィザードを実行し、日付等で判断して復元したいイメージを選択してください。
イメージを選択したら、あとはウィザードにそって復元を実行してください。

差分:復元ウィザードを使用
増分:VD復元ウィザードを使用


●バックアップイメージの指定
差分:


増分:
イメージを選択して次へすすむと、イメージの詳細を確認できます。



●その他 差分
◎差分イメージにベースの情報(パス)が保存されているようで、復元ウィザードで 復元したい差分イメージ(diff)を選択して進むと、ベースは自動で読み込まれて復元完了します。
◎ベースイメージを移動/リネームした場合、エラーが出て復元できません。(自分で見つけて指定することも不可。元のパス/名称に戻せば可。)
◎差分イメージ(diff) は移動/リネームはしても復元可能でした。(自分で見つけて指定する必要があるためおすすめしません)
◎「コメント」に何のバックアップか入力しておくと、復元の際にはわかりやすいと思います。

●その他 増分
◎ベース、増分とも、移動/リネーム不可。復元の際にエラーが出て、先にすすめません。

ちょっと細かくなりました。c(*゚ー^)ノ*・’゚☆