以前、「気が付けばダイナミックディスク」の記事で、ご案内した「変なダイナミックディスク」は、最新のLB イメージバックアップ 11 proやLB パーティションワークス15で見ると、「ハイブリッドMBRダイナミックディスク」として表示されます。発生条件は次の組み合わせです。
1.「MBR」環境のパソコン
2.基本パーティションが4つある状態で、ディスクの管理でさらに新しいハードディスクを追加しようとすると、「ダイミミックディスクへ変換する必要があります」と表示され、それに「はい」と答えて新しいパーティションを作成。
3.先頭に特別なパーティションが存在。
この場合に、「ハイブリッド ダイミナックデイスク」となります。
原因は先頭のパーティションIDが通常のタイプでない為、Windowsの機能でベーシックとして残してしまった事です。「パーティションID」が「27」や「DE」等で、「メーカー独自のツールや回復キット」用のパーティションです。
「LB パーティションワークス15」等には「ダイナミックディスク」を「ベーシックディスク」に戻せる機能があります。「ハイブリッド ダイナミックディスク」でもパーティションテーブルに問題がなければ変換可能です。
■異常なパーティションテーブル
「ダイナミックディスク」を「ベーシックデイスク」へ変換できないハードディスクもあります。
どんなディスクでも「ディスクの管理」でのパーティションサイズと配置が、Windows上の表記と異なっている様な、異常なパーティションでは、何もできません。
なお「GPT」ディスク環境では、基本パーティションは128個まで作れます。…のでパーティションの数が足りなくて誤って変換してしまう「ダイナミックディスク」の出番はありません。作ってもドライブ文字が足りなくて意味がないのですが(笑)