Windows PEって?

バックアップ関連のソフトを使っていると、たまに ”Windows PE” という言葉が
出てくることがあります。そもそも、Windows PEって何なのでしょうか?
Wikipediaによると、

Windows Preinstalltion Environment(Windows プレインストール環境)

をインストール するための、軽量版Windows」だそうです。

平たく言えば、Windows OSをインストールするための 軽量版Windowsということでしょうか。

サーバだけでなく、PCにWindows 7や8などの インストールにも、Windows PEが使われています。通常、Windows 7や8などのOSを クリーンインストールする際は、Windowsのインストール用のディスクから起動して行いますが、
このディスクから起動したときの環境がWindows PEと呼ばれる環境です。

下の画像は、Windows 7のインストールディスクから起動したときの画面です。
この環境にWindows PEが使われています。

このWindows PEにはいろいろバージョンがあります。Windows 7のインストール環境 ではWindows PE 3.0、Windows 8のインストール環境ではWindows PE 4.0、Windows 8.1の インストール環境ではWindows PE 5.0、というバージョンになります。
ライフボート製品には、Windows PEの起動CDを作る機能を搭載した製品がありますが、 製品の機能でWindows PE 3.0、Windows PE 4.0、Windows PE 5.0などのメディアを作る ことができます。では、このバージョンが違うと何が変わるのでしょうか?
次回はバージョンの違いによって何が変わるかを説明したいと思います。