パソコンを使っていると稀にフォルダなどが削除できないことがあります。よくあるのが、Macも併用している場合、Windowsでは許可されていないルールでファイルやフォルダ作成してしまうとWindowsでは削除できません。また、Windowsでアクセス権限などの問題で中身が参照できない状況に陥ってしまった場合などで、どうしてもすぐにフォルダ内のファイルが必要な時には、LB イメージバックアップ11 Proなどで提供されている、Linux版の起動CDが役に立つ場合があります(Windows PE版の場合は、フォルダ/ファイルベースでアクセスすると同じ問題に直面する可能性があります。また、ディスクを別のWindows PCに接続した場合も同様です)。
Windows上では削除できないフォルダができてしまった。。。
権限がなくてアクセスできない。。。
こんな時はLinux版起動CDを試してみましょう。
1. Linux版の起動CDでブートします。[ファイル転送ウィザード]を起動します。
2. まず、Windows上では消せなかったフォルダを「ソース」領域で選択して<F8>キーか、[削除]ボタンを押します。確認画面が表示されるので。[はい]を選択すれば、削除することが可能です。
3. ご覧の通り、削除されました。次に、Windows上ではアクセスできなかったフォルダについては、「ソース」領域でダブルクリックして展開してみます。
4. Windows上のアクセス権限に関係なく、フォルダが展開できます。取り出したいファイルがあれば、「ソース」領域で選択して左向きの矢印ボタンを押します。左側のクリップボード領域にコピーされます。
5. あとは、画面の指示に従い、Windows上のアクセス権のあるフォルダやUSBメモリにファイルを転送します。
6. Windowsを起動し、ファイルを確認します。
なんでもできてしまう分、使用には注意が必要です。ご利用の際は、十分に注意してください。