USB 3.0について

最近のUSBポートは3.0が主流ですね。USB 3.0がリリースされる前は2.0が主流でしたが、
リリース直後からしばらくは、USB2.0とUSB3.0の両方を搭載したものが多かったように
思います。最近は3.0のみの機種が増えているようですが。

さて、ご存知の方も多いと思いますが、USB 2.0とUSB 3.0の違いとは何でしょうか。
大きな違いはやはり、転送速度です。他にも細かな違いはあるでしょうが、やはり
転送速度の違いは大きいです。USB 2.0では最大転送速度が480Mbpsですが、USB 3.0
の最大転送速度は5Gbpsです。転送速度が2.0と3.0では10倍以上違うわけですね。
まあ、あくまで理論値だと思いますし、実際には最大転送速度は出ないでしょうが、
それでもUSB 2.0 から USB 3.0に変わると転送速度の違いは歴然だと思います。
ちなみに、Wikipediaによると、USB 3.0のポートには青を使うことが推奨されている
そうです。

【3.0のUSBポートの拡大画像】

動画などの大容量データを扱うことの多い方には、転送速度が向上するのはありがたい
ことだと思います。データのやり取りも楽になります。ただし、このUSB 3.0の転送速度を
発揮するには、USBポートが3.0であることはもちろんですが、外付けハードディスクなどの
機器側もUSB 3.0に対応している必要があります。片方だけが対応している場合は、3.0の
転送速度は出ないので注意してくださいね。