Cドライブを広くする3つの方法(初心者向け)

ハードディスクが1つの土地だと考えると、「パーティション」はその上の「部屋」です。荷物が多くて狭くなった「1号室」、荷物が少なくガラガラの「2号室」があるとします。


荷物が増えて狭くなった「部屋」を広くする!には色々な方法があります。

■隣の部屋を消して増築


2号室の「部屋」を削除すれば「空き地」が出来ますので、1号室は「空き地分」部屋を「増築」できますね。ただ「部屋」の削除と共に中の荷物もなくなってしまいますので、2号室を消して「空き地」を作るのは大変です。

■空いている床面積だけ壁をずらす


部屋の中の荷物を消さずに部屋のサイズを変えたい時、『2号室の使用していない、空いている床部分』だけを1号室にあげる方法です。壁だけをずらす作業に近いです。「部屋」や「荷物」を消す事もありませんし、「荷物」の位置も変わりません。

■2部屋を1部屋にしてしまえ


『1号室、2号室の2つの部屋を合体させたらいいじゃないか』とも思いますね。2つの部屋を区切っている「壁」を消失させて区切りをなくせば「結合」した1部屋になります。
実際の建物なら簡単ですが、パソコン上では少し大変です。

1号室のニャンコ写真と2号室のニャンコ写真、同じものを同じ部屋には置けない

部屋の中の「荷物」(データ)は、1つずつ固有の位置番地があります。

1号室の「ニャンコ写真」、2号室の「ニャンコ写真」のように位置が部屋番号と密接に関係します。同じ名前の「ニャンコ写真」は同じ部屋では存在できませんので、1号室に2号室を「結合」する時には、2号室の荷物は段ボールに入って「2号室の荷物」として1号室に保存されます。

荷物によっては、位置が変わる事で使用できなくなります。
具体的にはDドライブをプログラムのインストール先にしていると使用できなくなります。また間違えてDドライブにCドライブを結合してしまうとWindowsが起動できなくなります。

「荷物」の消滅や、「荷物」引っ越し、「荷物の位置」が変わった、等のトラブルがない一番いい方法が「空いている床面積だけ壁をずらす」作業、つまりLB パーティションワークスの場合「空き領域の移動」と言う操作になります。