多型性ウイルスは、感染するたびに自分自身のバイトパターンを変化させることによって検出を逃れようとします。したがって、アンチウイルスプログラムは特定の決まったパターンを検索しても多型性ウイルスを検知することはできません。ある種の多型性ウイルスでは感染するたびごとに暗号化技術を変更するものもあります。
多型性(polymorphic)という言葉はギリシャ語で「多くの形式」を意味する言葉に由来します。1990年代初頭に実際に多型性ウイルスが出現しました。
ウイルス作者は今でも多型性を利用しています。クラシックウイルスよりもワームや動的なテキストのスパムにより多く使われています。
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